2016年12月アーカイブ

2年振りのhenssimoライブを終え

約2年振りのhenssimoライブを終えた夜。
ボクのソロライブに足繁く通ってくれている仲間たちの中でも賛否両論あるとは思うけれど、良い意味でも悪い意味でもあれがhenssimoなのですよ。もともと「henssimoは音量がデカい」と注意されがちなバンドなので、ちゃんとした返しのモニターが無い状況で自分の唄声すら確認出来ないという、歌唄いの身には少々辛い本番ではあったのだけれど、やはり4人でしか出せないそのグルーヴ感が気持ち良かったり、あと懐かしい顔にも逢えたりで、総じて楽しい夜だったのだよ。

次回のhenssimoライブはいつになるかわからんけれど、また元気な顔で、元気な顔で逢いませう___。

越冬準備を阻むモノ

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寒いね、本当に寒い。こんなに寒くなるんだったら、今回はもっと早くにマレーシア・パンコール島に越冬するんだった。
そもそもライブが終わり次第、着々と旅の準備を進めるつもりだったのだけれど、未だに往路の飛行機さえ予約出来ていないその理由とは___。

パンコール島でボート屋を営むノンさん(55歳)とはかれこれ16年越しの友人で、まるで自宅のような感覚で家に上がりこんでは晩飯を喰ったり、リビングで横になりながら喫煙者の居ないその家でタバコを吹かす厚かましいボクに対し、長年に渡り家族のように接してくれる。仲が良い余りに毎回ケンカもして1日中お互いが口を利かない事もあり、周りの若い衆からは「二人とも子供」と笑われる事もしばしば。毎年約2ヶ月半ものパンコール島滞在中のボクの晩飯のほとんどは彼が奢ってくれる心優しい頑固者。

その彼の30年来の友人が、ボクの定宿のオーナーで、ボクがパンコール島に通い始めてかれこれ16年余り、彼とも話せば長くなるほど世話にもなっている友人なのだけれど、実は現在この二人が大喧嘩をしているらしく、当の本人たちに電話で理由を聞いても「オレに聞くな、話したくもない。」の一点張り。仕方が無いので、二人に親しい別の友人に電話でその理由を聞いたのだけれど、事情が解ってくるにつれ、ボクが間に立ってどーこー出来るレベルではないという事だけは理解した。

ボート屋のノンさんとはお互い損得感情無しで付き合っている仲なのに対し、ホテルのオーナーには毎回約二ヶ月半の宿泊費も支払ってはいる。ホテルのレストランで飯喰い放題・飲み物飲み放題、我が儘言い放題でほぼ半額しか支払わない客だけれども。
それだけを見てもノンさんとの関係の方が濃いのだけれど、ただどうしても「ツカサが定宿を変えれば良い」という彼の言葉に大人しく従えない何かがボクの胸に引っ掛かる。

という事で、こんな時だからこそ新しいマレー語を覚えたよ。
「menyusahkan/ムニュサカン」=「面倒臭い」
マレーシア・インドネシアで何となく面倒臭くなったらお使い下さい___。

コタツの中からメリークリスマス

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歳を重ねる毎に世間のクリスマス・イブの喧噪からどんどん遠くというか疎くなり、去年の今日はマレーシアに単身で出発した日でもあり、映画『ダイ・ハード』のブルース・ウィルスの気持ちが解るほど散々なクリスマス・イブを過ごした記憶があるのだよ(『ツキ無しクリスマス』参照)。
それに比べ、こーして暖かいコタツの中で明日の有馬記念の出走表に赤ペンを入れながら、穏やかなクリスマス・イブの夜は更けてゆく。

今回で16度目にもなるマレーシア渡航日程も決まったばかりの中、日中は近所の釣具屋に現地の友人らに頼まれている釣り具を買いに行き、帰りにラーメン屋で昼食をとった後、先日からずっと楽器店に預けてあったギターの修理の最終打ち合わせを済ませ、これからクリスマス・イブを楽しむ若いカップルや家族連れの賑わう喫茶店でエスプレッソのダブルと一緒に一服をしたその足で真っ直ぐ帰宅という、価値観の違う方からすれば何とも夢の無い地味なクリスマス・イブだろうと思われるかもしれないけれど、自分にとってこれはこれで満足な休日の過ごし方なわけで、今日ぐらいは価値観の違うすべての人が仲良く穏やかに過ごせる日であって欲しいと、このままではうっかり捨て猫を拾って来てしまうほど優しい気持ちになったりするのだよ。

これで明日の有馬記念が取れればもっと優しい人間になれるはず。
赤ペンを握る手に力が入る、まだまだ未熟者なクリスマス・イブ____。

笑顔の裏に仕舞った哀しみ

つのだ☆ひろ氏主催のワイルド・ミュージックスクールの『無礼講クリスマス・ライブ』。
グダグダながらも終始笑顔で司会進行を務める男のポケットには、開場前に立ち寄った後楽園で購入した有馬記念の馬券数万円分がすべて紙くずとして仕舞われており。

生徒さんはもちろん、☆ひろさんを始め多くのミュージシャンがプロアマ問わずいろんな曲を順番に唄ったり演奏をしてゆく中、男の耳にはその全てが『愚か者by萩原健一』にしか聞こえなかった哀しきクリスマスの夜___。

小さな漁港の見えるその坂

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☆ひろさん夫妻に連れられ「河豚」を食したこの日の帰り道。

午前中に郷里の本家から届いた訃報に、すぐに帰れぬ距離と事情が絡まって、何ともし難いもどかしさを胸に仕舞ったまま、嗚呼また少年時代に散々迷惑をかけた恩人に恩のひとつも返せぬままの永遠の別れに、自転車で家出した90km以上も先の家で、何に対しても反抗していた少年の扱いに気を揉みながらも、ただ其処に吹くそよ風のように、ただ其処に射す陽のように、何も言わず泊めてくれ、翌朝、朝陽のあたる早朝の小さな漁港に集う人々の営みを魚を買いがてら連れて行ってくれたりしたその恩人の優しい面影への懐かしさと寂しさに、独り仰いだ冬の夜空___。

2016年ラストメッセージ

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3年振りに国内でしかも東京での新年を迎えるカタチとなった大晦日の本日。

今年はこの日記のようなモノの更新頻度も少なく、何度も此処を覗いては同じ日付のそれに、ったくやる気あんのかよ、と舌打ち混じりに突っ込まれたそこのアナタ!! ボク自身がここまで辿り着けぬ言い理由なら山ほどあるのだけれど、それを並べてたてても詮無き事。来年は今年よりも多く更新してゆこうと思っているので、気が向いたらいつでも覗きに来ておくんなさいまし。と言う舌の根も乾かぬ来月13日から、またまた南へ飛んで行くのだけれども。

さて今年最後のメッセージを。と言っても自分自身にとってアナタに伝えておきたい事は年の節目はもちろんの事、その都度都度ここに書いてきたつもりだし、奇をてらって今更まったく逆の事をほざくつもりもさらさらないので、感の鋭いアナタなんかは、なんだ言い方を変えただけぢゃんかと眉をひそめるやもしれぬけれど、そこら辺はそのひそめた眉のままそーっと薄目に、そして生暖かい御心をもって受け止めて下され。

____コホン。
来年もまたボクと逢うかもしれないアナタと、もう二度と逢えないかもしれないアナタへ。
どうか元気で、そしてどうかなるべく笑っていて下さいまし。アナタがそうしていてくれるだけで、こちらまで幸せな気分なのですよ。

____要するにだ、うん。

アナタが生きていてくれるだけでこの星は美しい。
BGMはBobby Mcferrinで『Don't Worry Be Happy』___。

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プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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