2016年8月アーカイブ

愛とオケラとダンボール

____「たとえ繁華街で裸虫(オケラ)になっても歩いて帰れるように」
そんな理由から、かれこれ20年近くもの間、新宿の周りを代々木→初台と移り住み、東京の親代わりでもあった新宿2丁目のマスター和美さんの癌との闘病がいよいよ佳境に入ってきた頃、「いつでも和美さんと店の様子を見に行けるように」と新宿に住処を構えたのだけれど、引っ越しの半月ほど前に店を閉め自宅療養から入院を経てこの世を去った和美さんの亡骸に「おひおひ、人に転居までさせておいて、最後の悪戯にしちゃーとんだ悪戯だな。」と恨み言を言ってからまだ5年も経っていないこの夏。

「お幾らなら此処をお売り頂けますか?」
事務所兼自宅である玄関先に突然現れたスーツ姿の二人組のその言葉はまるで「罪滅ぼしよ、ウッフン♪」という和美さんの声に聞こえたような気もしないでもないけれど、自分としては一番最初の理由「オケラでも歩ける距離」がもっとも重要で、最近では更に「翌日に疲れを残さぬ距離」という加齢に伴う備考が付け足されているわけで、早い話が今の場所から離れたくはないのだよ。

「そーだねー、100億円。」と鼻の穴を穿りながら小学校低学年レベルな言動を口走りそうになるも、よくよく考えれば自分は『持ち主』でもなんでもない上に、どちらかと言えば限りなく不法占拠者に近く、いつ『持ち主』に追い出され路上生活になっても不思議ではない身。
「ダンボールとブルーシートを山ほど下さい。」と、涙ながらに訴えそうになるオケラの休日__。

オリンピックは楽しいね

自ら『積極的』に参加したはずの晴れ舞台で
『消極的』と審判に注意をされる本人の身にもなってみろ。
という事で、外国人選手がする妙な「礼」を練習の末に会得したよ___。

どちらも当たり前の事だと思うのですよ

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ここ数日間は突然頼まれた仕事で、1日20時間労働をも厭わない自発的ブラック企業と化しフル回転して、オリンピックも夏の全国高校野球も見ない日が続いておりました。

さて、今日は終戦記念日。
平和が一番なのは当然の事なのですけれど、ボクがずっと心に思うのは、自分の生まれ育った国で当たり前のように国旗を掲げ、その国旗が風雨にさらされボロボロに朽ちてゆこうとそれはそれでやっぱり当たり前のような、例えば商店街の街頭看板のような日常的な感覚を許さない、昔から何処かタブー視されているところがおかしいなと思うのですよ。「貴様、国旗を汚したな馬鹿野郎!」的な過剰反応もこれまたおかしいのですけれど。

ボクが行った諸外国では日常的に国旗が町のあちこちにある事、それが当たり前で、別に其処に過度な誇りや負の感情といったような特別な思いもなく、ただただ「ああ、あるね。それが何か?」と意識もしていない。ただ、その国の国民としての誇りは、風雨にさらされ朽ちてゆく片付けない国旗とは別の所でちゃんと持って生きている。きっとそれが普通なのだと思うのですよ。ボクが1年の内に2ヶ月は暮らすマレーシアのパンコール島なんぞ、旗の先がそれはそれはボロボロにシャギー状態になったモノや、1年に1回、樹木の枝を伐採する業者に邪魔臭そうにどけられる飾りっぱなしの国旗の方が断然多いわけで。

そんな当たり前の事を当たり前としてやり過ごせてこその平和であって欲しいものだなぁと、深夜料金が跳ね上がってゆくタクシーの後部座席、ヘトヘトに疲れ切った身体の首だけを窓側に傾けたまま、終電車が終わったばかりの真夜中のホームに煌々と灯る蛍光灯の灯りに映し出されるお堀をボンヤリ眺めながら思った終戦記念日___。

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不毛な道も道は道

沖縄・伊平屋ツアー2016反省会を明日に控え、ようやくブルーレイ「オレ夏2016沖縄伊平屋」の編集作業が終了。

毎年の事ではあるけれど、各シーンのBGM選曲から映像の編集まで、と言ってもたいして手の込んだ編集はしていないのだけれど、決して最新性能とは言えない自分の愛機Macでは、映像の画質が高画質=容量が大きいという事もあって、簡単な編集さえ映像がカクカクしてスムーズに作業が進まなかったり、必要なシーン毎にテロップを入れては再生してカクカク映像を見直すという面倒臭い作業に時間がかかったり、そんな時間を掛けた作業の一部が突然消えてしまったりで、「あ゛ーーーー!! 誰を叱れば良いの!? 誰を叱れば良いの!?」と、12時間以上も座りっぱなしの事務椅子ごとクルクル廻れば、ヘッドホンのコードが椅子に絡まるという悪循環。

これを読んでくれているアナタにすら見せられないレベルの「内輪」だけが解るグダグダ加減満載な映像なのにもかかわらず、それでも少しは編集前より面白い画にしたいが為だけに、貴重な人生の時間を割いてまでこんな不毛な作業をしている最中にも、地球の裏側では今日も誰かがオリンピック・メダルを首に掛けてガッツポーズをしているという事実に、力無く斜め後ろに首を傾げて半開きに開いた口から魂がぽよ〜んと抜けていきそうな金曜日___。

今度の週末は是非

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宣伝で申し訳ないのだけれども。じゃん。

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来週末に埋め立て地にある国際交流館・平成プラザで2曲ほど助っ人として唄わせて頂くのだけれど、お時間ある方是非。チケット料金がちと高いなぁと思う其処のアナタ。両日共に生のつのだ☆ひろ氏の演奏や歌はもちろんの事、土曜日は今や各スーパーアリーナを超満員にするGRANRODEOのギタリストe-ZUKA氏も出演するし、自分の出演する日曜日は、生徒さんたちが懐かしい昭和アイドルたちの曲を披露してくれる他、これからアイドル道を目指すゲストの女の子たちがきっと可愛らしいパフォーマンスを見せてくれるに違いないので、良かったら遊びに来てね。両日の司会もRADIO DJでも有名でチャーミング&ソウルフルな女性ルーシー・ケントさんだし。ね、You、来ちゃいなよ。

ちなみに自分が日曜日に出演するコーナーはひとつはKID DRUMコーナーで、もうひとつはアンサンブルゼミのコーナー。あくまで生徒さんたちが主役なので目立ってはダメと言われているのだけれども、唄う曲がどちらも自分の青春時代に『魂こがした』ROCK BANDだったり女性アイドルだったりするので、好きだったモンに対してそうそう熱を押さえられるもんぢゃないべ、うひゃひゃひゃひゃ。それにお金を払って来てくれる方々の為にも手は抜けないしなー、ニヤニヤ。

いずれにしてもアイドルだけではなく、様々なジャンルの音楽がアナタの忘れていた記憶を呼び覚ましてくれること間違い無し!! チケットのお問い合わせはワイルド・ミュージックスクールまで。当日券もたぶんあると思うので、気が向いたら是非。あと、当日は自分の出演時間以外は会場内を含めそこら辺をブラブラしているので、遊びに来られる方は是非ご連絡下さいまし___。

どちらも苦手だし

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【説教】せっきょう(名詞)

①教訓をたれること。また,かた苦しい話や小言を言うこと。
「またおやじに-された」 「お-はもうたくさんだ」
②経典や教義をわかりやすく説き,人々を教え導くこと。
_____________________大辞林より

説教をされるのもするのも嫌なもんだ。
ただ、される方よりもする方がずっと大変だという事を、若い頃にたくさんの人に説教ばかりをされていた自分が解ろうとは、やっぱり歳は取りたくないね。きかん坊の方がずっと楽だったとつくづく感じる晴れたり降ったりの火曜日___。

代打 de Go!!

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「日曜日、急遽もう1曲ステージに上がって。今から○○○の歌とフリを覚えてくれる?」

そんな連絡が携帯に入ったのがつい2時間前の事。
事のいきさつはこうで、日曜日に予定される『ワイルド音楽祭エクストラ』のプログラムのひとつに『つのだ☆ひろプロデュースVocal Show Case』というのがあって、その中の1曲を唄うはずの方がご病気をされたそうで、今までのリハーサルにも一切出られず、日曜の本番もその方の体調を始め出演が危ういとの事。つまりはその為のバックアップ要員なのだよ。いやいや、こっちはこっちで自分の受け持つ曲のハモりだとかギターだとかただでさえ慣れぬ事を今まさに懸命に自主練習中だと言うのに、今から新しい事を1から覚えろとな!? この脳みそもすっかり硬くなったオッサンに!? しかも出演するかさえも未定なのに!?

想像してみ?
例えば、試合に出られるかも分からないベテラン選手が黙々とダッシュを繰り返している姿を。もっと解りやすく言うと、本番2日前に体調を崩した新人の子の代役を急遽頼まれ、吹き矢だとか天狗のお面だとかの小道具を掻き分けながら大急ぎで新しい技を練習するその陰毛に白髪の数本もチラホラ交じり始めたベテランストリッパーの姿を。どんなプロの世界にも涙ぐましい物語があるのだよ。

ま、現実的には、自分で作った曲の歌詞も忘れがちな30年目のやさぐれたオッサンが、残された僅かな時間の中で、どれだけ昭和アイドルに寄せてゆけるかは甚だ疑問ではあるけれど、出来る限りの事はしてやろーぢゃないか!!

で、まずは脱毛からかね?_____。

Ending song

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___今日もエンターテイメントとして演るだけの事は演った。

急な要請を受けてからこの2日間は、ろくに睡眠も取っていなかったのと、履き慣れぬ余所行きの靴のせいで脚部を中心に身体はボロボロながら、終演後の帰りのタクシーの車中、薄れゆく意識の中でラジオから流れるその曲がとても心地良くて、「嗚呼、死ぬ瞬間の場所はコタツか南の島のハンモックかに決めていたけど、この曲を付け加えよう。」と思った。

BGMはルイ・アームストロングで『What a wonderful world』____。

さあ次へ再起動

8月29日は「焼き肉」の日。
未だ満足に二足歩行出来ないオンボロな身体の疲れや彼方此方の痛みを、アミノ酸顆粒やビタミン剤や鎮痛剤でドーピングしまくって向かった先で☆ひろさん夫妻に肉をご馳走になりながら、昨日のイベントの反省点だったり、結局はいつものように音楽論に花を咲かせたりしながら楽しい時間を過ごし、それぞれにまた次の目標に向かって始動し始める雨の月曜日。

情熱のドーピング完了___。

MTBlog50c2BetaInner

プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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