2016年7月アーカイブ

アタリくじの付いた糸

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朝7時。自宅を出てタクシーで新宿バスターミナルへ。
羽田空港までの高速バスのチケットを買おうとしたら、券売機の前に立つ係員に「8時過ぎまで満席でして・・・。」と言われ、それでは自分たちの乗る飛行機の出発時刻に間に合わないので、再びタクシーに乗るという始末。国際線ターミナルが出来て以来、高速バス(特に新宿発)の予約は必至となったので、ちゃんと覚えておこうと自身に言い聞かせたのはこれで3度目。今度は忘れないように此処に書いておこうかね。

タクシー乗り場で「1台後ろなら乗り心地の良さそうな個人タクシーだったのに。」と、ハズレくじを引かされたような思いで、少し型の古いタクシーに乗車。
この型の古い車の運転手さんが少し個性的で、事情を説明し「羽田空港まで超特急で。」とお願いすると、「どうでしょうねぇ。この前のバスたちが同じ方向に出てゆくんで、これらをなんとかしない事には・・・。」と、のんびりとした穏やかな口調で返して来たのとほぼ同時に、ギュギュギュンとバス数台の傍らを追い越し、半ば信号違反気味でバスターミナル出口から甲州街道に左折。身体にかかるGが半端ない。連なるバスをかわす事が出来たと思った矢先、今度は前方に停車している車が。「此処は駐停車禁止なんですけどねぇ。」とまたもや穏やかな口調で言ったかと思えば、その車に対してこれでもかというほどのクラクションを浴びせる。お陰でその車をかわす時にそのドライバーからボクが睨まれたぢゃないか。
高速に乗ったら乗ったで、飛ばす飛ばす。しかも喋る喋る。その穏やかな口調とは裏腹のレーサー並みのハンドル捌きに、自分の隣に座っているハナモゲラッチョ・セバスチャンは朝から少し車酔いしている模様。その上、彼女は超が付くほどの他人見知りなのでこんな時はボクが運転手さんの話し相手をせねばならない。そんなボクの携帯電話に誰からかのメッセージが入ったので、運転手さんの話に適当な相槌を打ちながらシートの影でそれを読むと「ある意味、アタリやな。私一人なら絶対乗りたくないけどね。」と、隣から。返信に「アンタもちょっとは会話に参加してオレを休ませてくれ。しかも飛ばしてくれるのはいいけど、スピード違反で捕まったりしたら飛行機に乗り遅れるで。」
結果、運転手さんのおかげで20分ほどで空港に到着。時間が有り余ってしょーがない。

昼前。那覇空港に到着し、タクシーで故・柏木和美さんの奥さんが住むマンションまで。今晩は一晩だけこちらでお世話になる。
夕方。夕食を予約していた店の前で、伊平屋島から那覇に出て来ていた"ホテルにしえ"のおとーさんおかーさんと合流。この二人ともかれこれ25年の付き合いになるのだけれど、どれもこれも故・はらたいら氏や故・柏木和美さんが紡いでくれた糸のおかげなのだよ。
みんなで楽しい夕食を済ませ、再びマンションに戻ったところで肝心の和美さんの仏壇に手を合わせていない事に気づき、「和美さんの仏壇が沖縄にあるんだもんなぁ、なんだか不思議だねぇ。ま、生前に最後は沖縄にでも住みたいって言ってたから結果オーライか。」と、自分の家のリビングにあるのと同じ遺影の飾られた仏壇に手を合わせた沖縄初日の夜___。

覚える努力と忘れる速度

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午前8時。那覇バスターミナルから111系統高速バスで名護バスターミナルまで約1時間半。ガラガラの車中で景色も見ずに爆睡。タクシーで運天港まで約20分。3000円。運天港ターミナルで島の友人と偶然再会。

フェリー伊平屋で伊平屋島まで1時間20分。いつものように甲板でチャッチャと撮影を済ませ、雑魚寝室で寝ようとするも、向かいの若い夫婦が連れている幼子の元気な声に眠れず。親二人が寝ている傍で、まだ一人で立つ事も出来ないその幼子が一人でキャッキャッキャッキャッと遊んでいて、たまにこちらと眼が合うので、こちらも舌をペロッと出すとそれに反応してまたキャッキャッと笑う。いや、相手にせずに寝よう。でも五月蠅くてやっぱり寝られない。
とうとう一睡も出来ず、フェリーが伊平屋前泊港に到着寸前、毛布や枕を片付けていると、向かいの若夫婦の奥さんがいきなり「ツカサにーに!? アタシ○○○だよ!」なんと、ついこの間までこーんなに小っちゃかった女の子だったのに。とゆー事は、そのやたら五月蠅くてやたら愛想の良い赤子はオマエの子供か!? どーりでオイラも知らぬ間にオヂサンとかになってるワケだ。

島に通い始めて25年。家族のような付き合いをしている宿の孫が名前を覚えている限りで約15名。その下のひ孫がこれで6名。また覚えにゃならん顔と名前が一人増え、ただでさえ忘れる事の方が多くなっている我が脳みそはパンク寸前な伊平屋初日___。

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流れ星の降る島にて

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四半世紀の時を経ても何も変わらずやっぱり綺麗なその星空とは対照的に、自身を含めた周りの環境は変わり続けてゆき、自身の生き方に後悔は無いかと問われれば、そりゃあ山ほどあるわけで。その後悔がチクチクと痛む事もしょっちゅうなわけで。
でもね、これからもボクはこの先も増えるであろう憂いも含め、たくさんのチクチクを胸に抱えながら終わりまでワッハッハと生きてゆきますよ。たかだか人間ですもの___。

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陸に上がったイルカ

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マレーシアのパンコール島沖で左耳の鼓膜を破って9年。途中、3度の鼓膜再生手術をするも完全に元には戻ってくれていないようで、ミュージシャンという職業上の理由もあり、それ以来よっぽどの事が無い限り水中に耳を浸ける事はなく、わざと離岸流に流されながらリーフ際のあの水中の景色を楽しんだり、珊瑚の下に隠れた魚たちを探したり、イルカだったあの頃が嘘のように思えるも、やっぱり海は大好きなのだよ。

ひゃっはー!!

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見たか! これが台風男の威力だ!

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台風1号発生。
どうやら明後日辺りは伊平屋島と本島を結ぶフェリーにも影響が出そうな予感に、明日一足早く帰京するハナモゲラッチョ・セバスチャンを本島まで送ると同時に、明日から合流するメンバーを名護で出迎えていては、自分まで伊平屋島に戻って来られなくなるおそれもあるので、名護の居酒屋で予約していた今帰仁アグー豚のラフティーや冷しゃぶを逃すのは非常に惜しいが、釣りに出掛けられる日が1日増えると考えれば、よし、ここは島で待機としよう。
幸い、ハナモゲラッチョは島の友人とパン作りに勤しんでいる。どうにかこうにかこの「島に1日でも多く居られる喜び」を悟られず、あたかも残念そうに、本島まで付き添えない事を彼女に告げる練習を此処でしておこう。

「仕方がない、一人で帰ってね。」
いかん、どーしても口角筋が緩む、もう1度。
「ひ、ひひひ一人で帰ってね。」
もっと悲しそうに、もっと残念そうに。

宿の息子に借りっぱなしのマニュアル軽トラをノッキングさせながらやって来た野甫大橋の上で、蒼い海を前に独り練習をする伊平屋滞在4日目の決断___。

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彦星も織り姫も他所で逢えばよろし

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ほうら、やっぱりフェリー停まった。
さてさて、独りで気ままに釣りにでも行こうかね、と思ったのだけれど、台風の影響で雨が降ったり止んだりの天候に加え、風も強く波も高いので宿のテラスで1日中ダラダラ。独りで唄っては庭の植木越しに見える海を眺め、喉が渇けば目の前のスーパーに飲み物やアイスを買いに行く。道を挟んだスーパーとの往復が今日の自分の世界の全てだ。

「ツカサはみんなが居たら居たで大変そうだけど、独りだとなんだか調子出なさそうね。」と、宿の女主人にからかわれるも、それは間違いであり、本来"怠け者"の自分としてはこれでも充分に島を満喫しているのだよこれが___。

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あえて見逃すスポット

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予定より1日遅れで島に入って来たメンバーを島の港で出迎え、宿で各自の部屋割りと昼食を済ませた後、カズミビーチ→クマヤ洞窟→スーガ浜→米崎ビーチ→野甫大橋→野甫島の塩の店と島を1周する形で周るメンバー来島初日恒例ドライブをするのだけれど。

そう言えば、宿からカズミビーチに行くまでの間にある『念頭平松』という大きな松が昨年、国の天然記念物に指定されたそうなのだけれど、メンバーは其処を通り過ぎる車の窓越しに「あれ。おっきな松。」と指さしただけで、誰一人「せっかくだから見て行こう。」と言う者も現れず、やっぱり今年も減速すらせず通り過ぎた。

松の枝振りの良さすら解らぬ未熟なメンバーに変わって、今年はちゃんと平松の前まで行って来た証拠画像を載せておこうかね。

う〜ん、やっぱ松だね、おっきな松。
嗚呼、未熟者で良かった_____。

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それでも楽しい夏休み

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晴れ間は覗いてきたものの、依然台風の影響が残り風が強く、日除けテントを張らずに過ごせる野甫島の小橋の下で今年もバーベキュー。
せっせとバーベキューの支度をしてくれるメンバーを余所に、独り防波堤をツッタカターツッタカターと3拍子で沖まで歩き、こっちもせっせとルアーを投げる。がしかし、足下の海には水上からでもエサ取りと呼ばれる熱帯魚がウヨウヨ泳いでいるのが見えるというのに何も釣れず。

ちくしょーーーー! ヤケ酒ならぬ、ヤケ西瓜喰ってやる!!
親父ぃっ!! スイカだスイカ!! スイカ持ってこーいっ!!___。

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____夜に咲き朝方に散る一夜しか咲かないサガリバナ。
これが伊平屋島にもあるのですよ。でも、その場所はハブの出没の多い場所で、一足先に本島に戻るメンバーの出発時間までの間に、じゃあ気温が上がってハブの行動しない日中は安全だろ?となり、一応行ってみたのだけれど、咲いてない。そりゃそうですよ夜咲いて朝方には散っちゃうんだもの。
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本島へ戻るメンバーのフェリーを見送った後、残りのメンバーで潮下浜(スーガ浜)へ行き、仲間たちを潮の引いたリーフの切れ目でシュノーケリングで遊ばせ、一服しようと浜に戻る途中、この島には似つかわしくないビキニ姿の若い女性二人の姿が。
カズミビーチも含め、此処も普段は投網の漁師さん以外は滅多に人も見かけない場所にビキニ姿の女子二人。しかも可愛い。どうやらこの島での遊び方が解らないらしいので教えてあげる。
「あそこのリーフの切れ目まで行ってごらん。熱帯魚たくさんいるから。」「えー本当ですかー!? あ、でも私たちマスクも持ってないし、どうしよう・・・。」「リーフの切れ目で泳いでる"まん丸い身体のおばちゃん"に、浜辺にいる格好良いオヂサンがマスク貸してやれと・・・うんぬんかんぬん。」___若いビキニ女子に眼がくらみ仲間を売った瞬間である。

全員が浜に戻って来た後、彼女たちが泊まっている宿は今晩の夕食が無くて困っていると聞き、「それじゃあ・・・」と先ほどの場所、白波の立つリーフの際で親子揃って竿を振りまくっている釣りバカの友人を指さし、「今度はあのオヂサンに"私たち晩ご飯無いんですぅ〜"って、その恰好のままお願いしてごらん。魚の一匹や二匹はバンバン釣ってくれるから。重要なのはなるべく前屈み&上目遣いでお願いする事、これとっても大事。」と、教えてあげた伊平屋島滞在最終日____。

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________獲れたての魚と島ダコと伊勢エビの刺身
ビキニを着て来ずともこれぐらいはご馳走してあげるのに。

2016オレ夏終了

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バタバタと荷物をまとめ、家族同然の宿のみんなへの別れの挨拶もそぞろフェリーに乗り込み、離岸するフェリーの甲板から見送りに来てくれた島の友人らに手を振りながら小さくなる伊平屋島を眺めるいつも通りの離島の朝。

ふと我に返れば、此処はもうとっくに東京の自宅のリビングで、その日常とのギャップも手伝い、今朝までの数日間がまるで夢だったかのような感覚に陥るのもやっぱりいつもと同じ。

こんな事をもう25年も繰り返している。
飽きもせず通い続けているのには自分なりの理由がある2016オレ夏終了___。

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久々のゼミ

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つのだ☆ひろ氏が主催するワイルドミュージックスクールのツカサゼミの日。
う〜ん、手応えイマイチ。もっと上手な教え方は無いものか悩む。

夜中に自宅まで☆ひろさん夫妻に送ってもらう。
二人ともお忙しいのに本当に有り難いというか申し訳ないというか。
恩返しをしようにも竜宮城に連れて行けるわけじゃなし、機を織って綺麗な布を作れるわけじゃなし。
う〜ん、とこっちも悩む水曜日___。

小まめな水分補給を忘れずに

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____朝起きて、痛む右足、ヤツが来た

まーた痛風だよ、チッ__________。

数週間ぶりの整体の日。
予約した日をすっかり忘れてスッポかす事はあっても、「予約した時刻より10分前には来て下さいね。」という教えだけはバカのひとつ覚えのようにきっちり守る男なので、今日も開店前の店の前のガードレールに腰を掛けて待っているのだけれど、道行く人々の眼には、どうみても柄が良い恰好とは言えない自分が、ややもすると、そのすぐ隣にある風俗店の開店を待っている客に映っているんじゃなかろーかと、蒸し暑い陽気の中で余分に汗が噴き出る火曜日___。

伊平屋2016土産話を更新

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2016オレ夏・伊平屋島の土産話を含め7月1日分からドドッと更新したので、お時間のある時にでも是非___。

自分は理由あって一睡もせぬまま、この"ただの鉄の塊"と化した外付けHDDからのDATA復旧を、念力でもなんでも使ってせねばならんのですよアディオス アミーゴ___。

ひと夏の狂騒曲

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ここ数日間の公園を始め街中の異様な光景を目にする度、自分のような興味のない者が一様に感じる『アホくさ臭』。お子さんやお孫さんがいらっしゃる方は百歩譲って仕方が無いとしても、やっぱりこの『バーチャル昆虫採集もどき(課金あり)』に夢中になっている姿からは『微笑ましさ』よりもそちらの方を嗅ぎ取ってしまう自分のようなひねくれ者には、90年代後期に空前の流行を巻き起こした携帯型育成ゲーム「たまごっち」で「育った、死んだ」と日々一喜一憂する人々の輪からしていたそれとよく似た臭いに、「で、たくさん集めたら何か貰えるの? 机とか。いや、机いらんし邪魔なだけやし。」と憎まれ口を叩くのは、まだ物と交換出来るブルーチップやベルマークを集める『慎ましさ』の方がいろんな意味で涙したり笑えたり心揺さ振られるからであって。

例えばこれがピカチュー等のモンスターではなく『可愛いおねーちゃん』のパーツごとに集められて、「うーん、この乳は目当てのAちゃんのじゃないけど取り敢えずゲット!」だとか「またBちゃんの脚、これでダブり5枚目。」だとか「やった! レア嬢ゲットだぜ!」だとか、全パーツが揃ったら対象のおねーちゃんの指名料無料とかならダウンロードの衝動に触手がピクッと動くかもしれぬ、と、ここまで読んで頭の良いアナタはもうお解りであろう。ポケモンであろうがおねーちゃんであろうが興味の無い者にとっては『くだらぬモノ』であるという事が。

いずれにせよ、『ゲームに興じる余り視野の狭くなった人=簡単に狩る事が出来る獲物』ぢゃなかろーかと、そんなよからぬ事を考えそれを行動に移す輩たちもいずれ出てくると思われ、どうかゲームをする方はくれぐれもトラブルに巻き込まれぬよう注意して下さいまし。
ま、ひと夏だけだとは思うけれども___。

兵達が夢ゴニョニョ

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都内では東京都知事選挙も終わり、昨日まで大通りを走る街宣カーから風に乗り届いていた各陣営のアナウンス嬢の声もやまり、いつもの静けさを取り戻した様子はまるで蝉たちよりも早く夏の終わりを告げているようで少し寂しくも感じるのだけれど、実際は先週梅雨明けしたばかりでこれからが夏本番の7月の最終日。
選挙結果については、数日前に行った期日前投票所が他の選挙の時と違って多少の混雑を見せていた事からも今回の結果はおおかたの予想は出来たので、新しい都知事にはおおいに頑張って欲しいとは思うのだけれど、その反面でクリーンなイメージの女性都知事が新宿・歌舞伎町を含めた様々な欲望が渦巻くカオスな雰囲気を東京五輪の名の下に一掃したりするのではないかと、カオスマニアからするとヒヤヒヤもしているのだよ___。

MTBlog50c2BetaInner

プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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