2015年12月アーカイブ

ドラえもんぢゃあるまいし

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寒いね、うん寒い。とコタツとソファに挟まれたその間から惚けた顔を出している間に早くも師走。そろそろ南への越冬支度をせねばならぬのだけれど、今回もいつも同様、アレ買って来てだのコレ欲しいだの、パンコール島の仲間たちからリクエストされた品数は多岐にわたり、おまけにそのほとんどが「どこそこのコレ」とか「この商品」とかの具体的なモノではなく、ボンヤリとした抽象的なリクエストなので、その物を探し出すのはもちろん、買い出しに行く段取りを考えただけでゲンナリしてしまう雨の水曜日。

誰かボクの代わりに「トローリング用の、でも軽くて小さめのスピニングリール」を買って来てはくれんかね? そんな願ったり叶ったりの代物がこの世にあればの話だけれども___。

頑張ってる人のキラリ

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つのだ☆ひろ氏が主催するワイルドミュージックスクールのスクールライブ。スクールに通う生徒さんからすれば日頃のレッスンの成果や進歩を披露する場であり、講師でも生徒でもないボクは相変わらず胡散臭い人物として時々登場する場でもある。

それぞれが演奏や歌唱をし終わる毎にスクールの校長である☆ひろさんから今後に向けたアドバイスを受けるのだけれど、プロ志向の生徒さんにも趣味向上の為に通う生徒さんにも分け隔て無く時に厳しい指摘をしたりするのは、「気持ち良い音を出すのにプロもアマも関係無い。」という彼の姿勢であり、中には的確過ぎるその指摘にただただ落ち込んでしまい、後のアドバイスまで内心耳を塞ぎがちな若者もいる。他人に本質を突かれるのは誰でも辛いし気持ちは解る。___がしかし。

ボクからすれば、少なくとも☆ひろさんと付き合い初めて今まで、生徒さんや他の講師の見えない所で、御歳66歳の今でも「ちきしょー! どの筋肉使えばいいか解ってんだよ、解ってるだけに悔しいー!」とか「若い筋肉くれ〜〜っ!!」とか絶叫に近い声を上げながら、それでも楽しそうにひたすら練習用のドラムパッドを叩き続ける姿や、「これ凄ぇーよ、聴いてみな。」とジャンルを問わず様々な音楽に目を輝かせるその姿は、校長というより貪欲に音楽を追究し続ける音楽小僧そのもので、そんな彼の一面を知らないまま彼のアドバイスを聞きたがらない若者に「もったいねー。脳みそと筋肉が柔らかいうちに素直になりゃいーのに。ガラスのハートかよ。」と、誰のアドバイスにも耳を貸さなかった傷つきやすいガラスの少年時代の自身を重ねてみたりするけれど、結局はブリキのハートぐらいになった今でも周りの助言を耳くそで塞き止めたまま我が道を行くボクがそんな事を言っても説得力のカケラもなく。

「それぞれにキラッとした一瞬があるだけに惜しいっすね。」
「そう言うなよ、みんな頑張ってんだから。」

校長という肩書きを降ろし音楽小僧に戻った夕食後の散歩がてら、自宅まで歩く☆ひろさんの肩越し、後楽園遊園地の閉園を知らせる『蛍の光』がジェームス・ブラウンの『Please Please Please』に聞こえる日曜の夜___。

イタ気持ち良い時間

昨日のたった3分そこらの歌唱に対し、30分以上のウォーミングアップをしないと喉も開きやしない哀しい現実もそれはそれとして洋服と一緒に一旦カゴに入れ、確実にウォーミングアップのせいで張りが出来た背筋を時間をかけてほぐして貰う今日は整体の日___。

数々の不義理は残しつつも、今回も自分勝手にピシャッと切り替えて、一旦寝て目が覚めたらいつものようにミュージシャンからビーチボーイになる準備だけに没頭しようと思った矢先、うっかり見忘れていた2通のメールに気づいたのがついさっき。

一件は仕事で幸い1日2日で片付くものの、もう一件は完全にプライベートなのに、そんな気軽さに反して音源と映像製作にかなりの日数を要するので、果たして間に合うかね? 無理ぢゃないかね? 不義理ついでに義理欠いちゃおーかね、やっぱダメかね大切な仲間だし、と出国日までの日数と製作の段取りを擦り合わせてみたり、昔着た「サルの着ぐるみ」を衣装ケースの中から探したりしているうちに、ホラねもうじき朝が来る___。

出てません寝てません

マレーシアからは土産や買い物代行願いの電話が多くなった折、当のボクは何処にも出掛けられない缶詰状態のまま、もう何度も徹夜をしては途中意識を失う日々を送っている。

「ライブ会場のプロジェクターが使えるんなら。」
来月70歳を迎える板前の友人のパーティー。彼と旧知の仲のミュージシャンたちが数多く参加するそのライブ・パーティーに、日本不在のため出席出来ない申し訳なさから出たその言葉がこの眠れぬ日々の始まり。

20年前の彼の再婚披露パーティーの席で「サルの着ぐるみ」姿で彼ら夫婦に贈ったオリジナル曲をまずは音源として形にし、これは餅は餅屋で3日ほどで出来上がったのだけれども、さて問題はその曲にどーゆーふーに映像を乗せてゆくかが問題なわけで。そこで考えたのがイラストを織り交ぜたお祝いPVなのだけれど、考えるは易し行うは難し。

遠のく意識に垂れた頭から落ちてくる老眼鏡を掛け直し再びサインペンを紙に走らせる、そんな日々の中、ハッと気がつけば旅支度も出来ぬまま出発まで10日を切ってしまった今、一年の締めくくりが「仕事」でもなんでもないのに、ここまでフル稼働するのはまぁなんとも自分らしいっちゃーそれまでなのだけれども、未だ出来ていない動画撮影や編集の段取りを考えるに、この眠れぬ日々の出口が見えてこず、焦りと不安の色の方が次第に濃くなる出発までのカウントダウン__。

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上の人相の悪いオヤジの顔に心当たりがあるアナタは来月、新宿某所で開催されるライブ・パーティーに是非参加してあげてね。お問い合わせは本人もしくは関係者まで。

カケラが消えちゃった

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夜、手作りピザパーティーをしてくれた親しい友人らを玄関先で見送った後、再びパソコンの前でお祝いPV編集をしていたのだけれど、連日睡眠不足の脳みそは正直者なんだね。気づけば2、3年の間に書き貯めておいたというか書きかけの詞や曲、数十編が入ったフォルダの中身が空っぽになっちゃった。そう、全てがパー。

あの頃の自分がスコンッと抜け落ちた気分の25時____。

能書き垂れ納め

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それが仕事であろうがなかろうが、自身が納得するまでとことん「作り込む」という癖は今も昔も変わりなく、けれど自身が時間をかけてこだわったディティールがその作品に触れる全ての人に伝わるかと問われれば、時に自身のこだわりが作品に対する受け手側の理解度を低めてしまう事は往々にして有る事で、大多数の人が解りやすいモノにするためには、こだわった部分をそれにかけた時間に関係無くバッサリと削ったりする、謂わば一心不乱に情熱を傾ける自分と鼻くそをほじりながら「つまんね。」とディレクションする自分が必要なのだよ。

という事で、昼夜を問わずの作業の甲斐あって友人へのお祝いPVがやっとこさ完成。その大部分を無料ソフトだけでここまで作った自分の頭を自分で撫でつつ、当日のパーティー会場の環境などによっては、例えばPVを映し出すモニターの大きさがキャパシティに対して意外と小さかったり、スクリーンに映し出す映像が薄かったりと、伝わりにくい状況が起きてしまう心配はあれど、そこは当日の現場にはたくさんの大人たちがいるのだし上手い事やってくれるでしょ大人なんだから。

という事で今現在より今期の国内でのミュージシャン活動を終了し、パンコール島観光アドバイザーとしての復帰準備に入らさせて頂きます_____。

気分はいつでも寅次郎

___クリスマス・イヴ? それって美味しい?

というわけで行って来ます越冬の旅2015-2016へ。現地からも時間があったら更新しますし、当たり障りの無い事しか書けないFaceBookよりかは読み応えのある言葉をアナタに伝えてゆきますので、暇な時にでもそっと覗いてみて下さい。

万が一の時の遺言ですが、2013年度版2014年度版を合わせたモノとまったく変わりありませんし、今回は海外旅行保険といつもの生命保険を合わせれば家のローンを完済出来る額になっているので、その点も心配ございません。

今年一年お世話になった方々、今年は連絡を取れなかった方々、時間は充分にあるので一人一人の顔を思い浮かべつつ行って来ます。もう霞み気味のアナタの横顔も含めて。

気が向いたらフラリと遊びに来て下さい。
笑顔でアナタをお迎えしますゆえ。では___。

ツキ無しクリスマス

昨日、現地時間18時KL国際空港到着。入国審査場までの長い通路を早歩きで、途中連絡モノレールを乗り継ぎ、行列が出来る前に入国審査場を通過したまでは良かったものの、次の手荷物コンベアの所で1時間ほど待たされる。んーなんかツイていない。


土産が詰まったバカ重いスーツケースを引き摺り空港建物の外へ出て、蒸せ返る空気の中で一服を済ませ、エレベーターで地下に降り、クアラルンプール(以後K.L)までの特急チケットを買ったのだけれど、その時に「プラットホームAよ。」と売り子のおねぇちゃんに言われてたにもかかわらず、先に反対側ホームに入ってきた電車に乗ってしまい、KLセントラル駅まで各駅停車の旅を味わう。と云っても時間的には10分ほどしか違いはないのだが、特急電車に付いているフリーWifiが各駅停車には付いておらず、真っ暗な夜景をボーっと眺めるしかない45分。んー微妙にツイていない。


K.Lセントラル駅に到着後、タクシーで予約したホテルまで13.5RM(約440円)。ホテルのレセプションで予約の旨を伝えても「予約していない」との返事。うそーん、ホラこうやってネットから、とiPadの画面を見せると「それ違うホテルよ」。ええーっ!? でも予約の時の地図には此処の場所が表示されてたのに、なんてスタッフに文句を言っても仕方無い。んーかなりツイていない。


予約したホテルはどうやらチャイナタウン付近らしいのだけれど今さっきタクシーで来たすっかり夜の雰囲気漂うその道を、クソ重いスーツケースやらカメラバッグやらショルダーバッグやらで自由を奪われた身体で引き返すという、数年前この近所で強盗団に襲われ腕を15針も縫う大怪我をした自分にとって、2枚残ったカードからジョーカーを引いてしまいそうな今日のツキの無さで試す勇気の前にすっかり体力の方が無く、今夜からの2日間は此処に留まる事に。時折、壁をチャバネゴキブリが駆け抜け、大通りの騒音がダイレクトに聞こえ、ベッドもガタつく、そんなボロい部屋がクリスマスという事もあって1泊約5,500円。此処に最低2泊はせねばならず、おまけに予約してあったホテルの方はキャンセル料が全額掛かり、この双方の合計金額だけで余裕で五つ星ホテルに泊まれたのに。泊まる気もさらさら無いが。んー本当にツイていない。


必ずしも綺麗とは呼べない部屋に荷物を降ろしたものの、チャバネゴキブリの侵入を防ぐ為にスーツケースもバッグのチャックもしっかり締めたまま、遅い晩飯を食べる為に外出した先の店でいつになく不味いローティチャナイとアイスコーヒーを無理矢理腹に流し込みながら、クリスマス・イヴの夜にここまでツイていないのは、きっと映画ダイ・ハードのブルース・ウィルスと自分ぐらいだろうと素直に思う。


そして今。空腹と表通りの騒音と隣の部屋で泣き始めた赤子の声に、浅い眠りから目覚めたクリスマス午前6時___。

※翌日替えてもらった部屋の様子。
これでも綺麗な方よ、シングルベッドふたつ併せているので真ん中で沈むけどね。
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マレークリスマス

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屋台の店員がバナナの葉で扇ぐその煙を祓うこともせず、先ほどまで降っていたスコールが気持ち程度に下げた南国の夜の空気と一緒に楽しみながら、備え付けの悪いプラスチックテーブルの上に置かれた皿の上の串を指で摘んでは、その先に刺さった焼鳥に甘辛のピーナッツソースを付けるボクを、クリスマスの夜に独りで柄の悪いシャツを着て焼鳥を頬張る日本人がそんなに珍しいのか、道行く人が時折じーっと見てはボクの視線に視線を外す。そんなサテー(串焼き)10本330円の晩飯の時間。


サテーの量は別にして、これはこれで充分満足なクリスマスの夜____。

アナタに届け

金も地位も名誉も無い、こんなどうしようもない男が我が儘気ままに笑っていられるのも、ハナモゲラッチョ・セバスチャンを始めとする家族や、ボクをこうして思い出してくれるアナタのお蔭だったりするわけで、何かお返しにと思っても、日本で買った年末ジャンボが当たらない限りは、この先もずっとこのままのような気が多いにするので、唯一こんなボクに出来る事と言えばやっぱり唄う事ぐらいしか思い当たらず、たとえアナタにこの歌声が届かなくても、こちとら本気でアナタに届けとばかりに声を振り絞るうちに2016年を迎えた大晦日の夜。


「プレゼント」。
アナタの笑顔が見たいただそれだけの為に唄う。それだけは今も昔も変わりなく____。


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プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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