2013年8月アーカイブ

紡ぐ人

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_____糸を紡ぐ人が云う。

もつれた糸は
糸の気持ちになってほどきなさい______。

2013.08.01.jpg

蝉の遺言

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少しだけ秋の匂いを含ませ始めた夕方の風に、
伝えきれない思いを振り絞るかのように鳴く、
そんな蝉の遺言を窓の外に聞きながら思ふ事。

ん、いつかきっと届くさ_________。

アンデルセンの夢の端(は)で

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スプリングの効いたベッドよりもリビングの硬い床の上を選び、ここ数日間、
寝室で自分の帰りを待ち続ける、湿気を帯びてヒンヤリとした我が愛しき
タオルケットの魅力を持ってしても、この身体を寝室に呼び戻す事叶わず。

とりあえず高級ダッチドールを寝室に置いてみてはいかがでしょう?
コビトの1人が言う言葉に、別のコビトが反論する。
いやいや、それをリビングに持って来てしまえば元も子もないし、
いっそのことベッドをこちらに持って来てしまえば。
そんな反論をまた別のコビトが遮る。
そんな事をしたら我々も含めて二代目にこっぴどく叱られますぞ。
ではいったいどうすれば・・・。うーん・・・。うーん・・・。
腕組みをしたり、頭を抱えたり、チンチンを掻いたりするコビトたち。
おおっ!そうだ! いい事を思いついた!!
握り拳で手のひらを打った後、人差し指を立てながら1人のコビトが言った。
あえて二代目の等身大パネルをこのリビングに置いてみては。
・・・?、・・・?、
疑問符混じりの静寂に包まれたリビング。次の瞬間、その静寂で出来た
障子にひとつひとつ指で穴をあけるかのように、おおっ! おおっ!という
コビトたちの感嘆の声が次々にあがり、間もなく障子は穴だらけ。
おおっ! それは名案じゃ! さすればそのパネルを早急に此処へ!
忙しなく動き始めたコビトたちの真ん中で、
それは多いに困るっ!!
と、こんな時間に飛び起きましたとさ、おしまひ__________。

少なくともボクは先生ではない

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「先生。彼氏とよりを戻しました。」
と、恥ずかしそうに笑う高校生の素直な笑顔に、
「あー若いっていいよねぇ、くっついて離れてまたくっついて。
 大人になるとそれすら出来ん面倒臭い生き物に変わるぜ。」
などとつまらんコメントしかしてあげられないのは、なにも
24時間以上覚醒しっぱなしの脳ミソのせいばかりではなく、
トロンとした眼をサングラスで隠しながら
咥えタバコの煙の先に降り出した雨を見上げる火曜日。

自分の声の響きを捉えるには、
壁に対峙して唄い続けるのが一番だったよね、先生___。

我が子は二十歳過ぎ

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そう言えば、郷里・高知のTVCMで最近再び20年以上も前の
ボクの楽曲が頻繁に流れているとの噂を聞いたのだよ。

「アンタ、あの曲の使用許可はどーなっちゅうが?」と、
さすが50年近くも商いをしているせいか、
その商魂たくましい我が母親の質問に、
「ん〜、わからん。」と、
商才ゼロのバカ息子。

いやね、ぶっちゃけるとだね、
20年以上前に当時CDセールス数百万枚という大人気だった
某グループを抜けて、集客力もままならん我がバンドにやってきた
メンバーがだね、バンド解散後にボクらのバンドの音源を持って
郷里・高知に戻り、しばらくしてソイツから電話があり、その音源を
ある企業のTVCMに使用したいという話があってだね、
ボクはボクで、まー宣伝にもなるし、たまたまその楽曲がJASRACに
登録していないおかげで、その企業も助かるだろーと。
何故JASRACに登録しないと中小企業は助かるのかを
ここで長々と述べるつもりはさらさらないので、
この件は、「著作権管理代行 二次使用税」などで調べてちょーだい。

で、二つ返事で承諾をし、間もなくして高知でそのCMが流れ始めたのだよ。
いや正直、CMなんて1年ほどで終わるか新しいモノに変わる業界にいた為か、
まさか20年以上も同じ楽曲を流し続けるとは露ほどにも思っていなかったし、
そういうわけで契約らしい契約も交わしていないのだよ。
というわけでこの楽曲に関しての収入は自分の商才と同じくゼロ。

まーいいじゃないか。
20年以上前に他人ん家に貰われて行った我が子が
今でもそこで愛し続けてもらえているのなら。
こんなんじゃダメですかね?__________________。

管理人としての最終業務

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暑さが充満する家の中、鳴り響く掃除機の音の
片隅に聞こえる、つけっぱなしのTVの夏の全国
高校野球大会の応援。

ポツリ__なんでカタチを求めるの?
ポツリ__そりゃ不安だからさ。

顎から床に滴り落ちる自分の汗を足で掻き消し
ながら黙々と掃除機を滑らせてゆく。

ポツリ__自然体で少しわがままな自分がいて、
そんな自分自身より少しだけ好きなアナタがいる。
ポツリ__それがすべての愛の歌の根幹さ。

ただ黙々と黙々とその床をみつめ掃除機をかける。

本日、一年間の留学を終え帰国した二代目を
成田空港まで迎えに行く気が無かったわけでは
ないけれど、自分にはどうしても掃除を済ませる
必要があったので、この家で二代目の帰宅を
待つ事にする。

おかえり二代目。一年間、本当にお疲れ様__。

戸惑いサンデー

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んー、なんか違う、困った____。

小さき虫に教えられ

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ま、やる気の出ないのは連日の猛暑のせいにしときましょ。

TV画面の向こうの世界のアスリートたちの姿を、
たぶん今の彼らの精神とは一番遠くに居るような
低いテンションのまま腕枕姿でゴロリとソファに寝転がって
観ている自分の右腕に違和感。

この歳にもなると、腕や足の皮膚がムズムズする事なんぞ
ちっとも珍しい事でもないのだよ哀しい事に。
でもそのムズムズが少しずつ上腕部から肘にかけて移動しているので、
ヨッコラショと起き上がって自分の右腕を見てみると。

腕の表面をエンヤコラエンヤコラと懸命に尺を採りながら、
黙々と我が肘を目指すとてもとても小さな、それでも立派な緑色を
帯びたその"尺取り虫"に計られているのは、単に腕の長さなのか、
はたまた本当のおのれとの距離なのか___________。

2013.08.12.jpg

再びのキミドリ

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今度は耳の後ろがムズムズするので、その場所を指でなぞってみると、
また小さな尺取り虫が。え? オマエはたしか数時間前にキッチンの窓から
外に逃がしたはずでしょ? それとも別のヤツ?
____いったいこの部屋には尺取り虫が何匹いるのか、
それとももはや自分の身体が尺取り虫を生み出しているのか、
それともあれか、あの人の化身か? ならばしばらくこの腕で一緒に遊ぼうか。
そんな事知ったこっちゃないと、ソイツはボクの腕で懸命にボクを測り続け、
ボクはボクでソイツが床に落ちないように、そっと腕をいろんな角度に捻る、
そんな真夜中________________________。

2013.08.13.jpg

アナタのその眉間にね、
皺が寄らないようにね、
人差し指でこうやってね、
キュッとね、うん、そう、
今日もなるべく笑顔でね。

その笑顔が誰かを救う事だってあるのだから___。

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DVD観るもんね

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来週、地上波で放映する『ハリーポッター-不死鳥の騎士団-』が待ちきれず、おや? ハリーポッターならシリーズのほとんどをDVDで買っているぞ、と所定の棚を覗くと、そのシリーズだけが抜け落ちていて、いやいや、たしかに観た記憶がある、こんな場面やあんな場面を、と部屋の彼方此方を探し回ったけれど、やはりみつからず、あれ? 誰かに貸したまま忘れてしまったのだろうか?、と心当たりのある友人たちに電話をするも返事はみんな同じで、ハリーポッターなんぞ借りるわけがないと。
このまま探索を続けていると間違いなく夕方、いや夜まで探し続けるであろう自分を諫めるべく、近所のブックオフに『ハリポタ』DVDを買いに行ったのだけれど、中古専門店にいつでも自分のお目当てのDVDがあるわけでなく、それじゃあ『男はつらいよ』シリーズ全作を大人買いしてやろうじゃないか、と店内の棚を探すもそれもなく。
仕方がないので、以前マレーシアで海賊版を買ったまま、日本語字幕の出ないそれに細かいディテールがまったくわからなかった大好きな映画『ALI』を、いや、本当はこの映画の冒頭で流れるサム・クックの『bring it home to me』を始め、『for your precious love』など、場面場面で流れる音楽が泣けるほど好きなだけで、だったら別に日本語字幕いらねーじゃんなわけだけれども、それはそれ、これはこれ。
あと、以前から観たかった『エディット・ピアフ-愛の賛歌-』と『ハリーポッター-死の秘宝(前編)-』と、『エヴァンゲリオン・破』をこれだけは何故かブルーレイを買って自宅に戻り、真っ先に封を開けたのが何故か『エヴァンゲリオン・破』。これがそもそも過ちの始まりで、エヴァを観終えた頃にはすっかりエヴァのパチンコ台が打ちたくなり、再び自宅を出て・・・。

当然ながら散々な結果と共に自宅に戻り、最初から大人しく『ALI』から観れば良かったじゃんよ、とDVD機を付けると、TV番組録画済みの欄に『エヴァンゲリオン・破』とあり、おまけに視聴済みとある。以前、地上波で放映されたモノを自分はしっかり録画したばかりかきちんと観ている。その事をすっかり忘れてブルーレイを買ってきたわけだ。
がっかりにがっかりが重なり、脱力感に支配された身体で聴くサム・クックの『bring it home to me』はいつもよりも心に浸みる土曜日______。
髪の毛がボッサボサなのだよ。
ボッサボサの上に癖っ毛なのでボッサクルンなのだよ。
おまけに相変わらず白髪交じりの髭まで伸ばしているので、鏡に映った自分の首から上を見て、思わず夏の雑草が伸び放題で墓前まで辿り着けない掃除前の我が父親の墓を思い出し、そー言えば今年のお盆には誰か掃除に行ったのだろうか、いやいや今年の夏は暑かったし、来週自分が帰省するまでは亡き父には悪いがそのまま放置しておいてくれた方が、家族が熱中症になるよりかはマシだろう、いやでもしかし、今年は暑かったせいもありこれからスズメバチが大量発生するなんて予測もあるし、墓の入り口から覆い茂っているあの雑草をチマチマと一本一本根っこから引き抜いていては、蜂や蚊の恰好の的になるばかりか、太陽が昇りきってしまうとそれこそ地獄のような暑さとも闘わなければならなくなるし、いっそのこと草刈り機でダーッと出来ないものか、たとえ草刈り機の刃で父親の墓の数カ所が欠けたとしても構うものか、うんそれがいい、などと、自分の頭部だけでしばらく考えこんでしまえるほどボッサボサクルンクルン。

ま、とりあえず明日は髭も綺麗さっぱり剃って散髪にでも行こうか。
夏の雑草の如く伸びた髪を日本手拭いで覆い隠し、
自転車のタイヤにシュコンシュコンと空気を入れる今日も暑いぞ水曜日____。

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3拍子のステップで

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「ミュージシャンにとってもちろんライブも大切だけど、
 自分の楽曲が売れる売れない関係なく音源に残して
 おく事が大切で、ある意味それは責任だと思うよ。」

先日、御大つのだ☆ひろ氏のもとを訪れた際、彼の創ったたくさんの楽曲、発表未発表にかかわらずいろいろ聴かして頂きながら、彼の奥方兼社長も交え、そんな事を話したのだけれど、つい最近も同じような事を誰かに言われ、そんじゃま、いっちょやりますかなんて気分にさせられているわけだけれども、未だデモ音源にすらなっていないあんな曲やこんな曲が多すぎてどれから手をつけていいかわからず、結局は途中で作業を放り投げ、シャンソンなんぞを鼻で唄いながら3拍子のステップで掃除機をかける金曜日。
BGMはエディット・ピアフで『Padam Padam』______。

迷惑アルよ!!

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えーと、ここ数日、こーんな目をした(指で両目尻を思い切り横に引っ張って)
国から膨大な量の不正アクセス及び迷惑コメント攻撃を受け、その対策に
追われておりますですよ。

アナタもこーんな目にならないように気をつけてね、こーんな目に____。

偶然のリニューアル、でもまだ未完成

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日付は26日でしょうけれど、実際には27日の朝7時半前なわけですよ。
好きで起きているわけではないですよ、ええ。
発端は先日も書いたように、喋り方がやたら粗暴な例の国からの不正アクセスによるサーバー負荷だったのですがね。眠い時は作業なんぞしたらいけません、ええ。つい、押しちゃいかんボタンをポチッとね、そうポチッと押してしまったわけですよ。
そしたらこの戯れ言のデザインを始めとする様々な機能がリセットされてですね、えーそーです、パーですパー。ついでに光太郎さんのコラムもパーですパー。
で、そいつを最初から組む事なんて不可能なわけですよ。
何故なら、長い年月の間に途中で何度も手を加えたその方法もみんな忘れてしまっていたからですよ。えーえーどうせプログラミングなんぞに縁のない文系ですよ。
それでもひとつひとつ、いろんなHPを参考にさせてもらいながら何度も何度も何度も組んでみては元に戻しを繰り返す途中で、そもそもこんな戯れ言を誰かが読んでいるかも定かでないのにいったいオノレは何をしとんじゃと心が折れかけたのですけれど、やっぱりアナタと繋がっていたいので、ここまで懸命に復旧はさせてみたものの、本日昼には帰省の為に羽田空港に向かわねばならず、またその用意もまったくしておらず、しばらくはこれで我慢してくだせぇ。あっ、もしも不具合あったらご報告くだせぇ。

あっ、でも光太郎さんのコラムはスマフォ対応にしておいたのだけれど、更新すらしてないので意味ない。高血圧のくせに食い放題とか行ってないので、たまには更新するよーに_______。

この夏のやり残しは?

眠れぬ。

路地を隔てた斜め向かいのアパートメントから実家のボク部屋にお泊まりに来て興奮気味の甥っ子
1st・2ndたちに対し、自分が眠いという理由も多分にあって、ここは彼らを速やかに寝かしつけ
るべくボクの取った作戦は至って古典的で"しりとり"。
小学生低学年相手に圧倒的に違い過ぎる言葉のボキャブラリーに加え、さらに語尾に『る』ばかりを
付けるという大人気ない作戦が功を奏し、間もなくして彼らは夢の中。
その後、寝相の悪い彼らの体に何度もタオルケットを掛け直したり、おねしょのおそれのある甥っ子
2ndをトイレに連れて行ったりしているうちに、すっかり目が冴えてしまった。

彼らを起こさぬようにそっと部屋を抜け出し向かった台所で、網戸越しの窓から入ってくる
夏の終わり含ませた夜風と、風下に位置するもう一方の窓の方に向かって蒼い闇の中を
流れてゆくタバコの煙を見送りながら、さて、この夏オマエがやり残した事は何だ? と、
自分自身に問いかけてみる帰省2日目の夜____________________。

34年という月日

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玉砂利を敷き詰め綺麗に整地された墓が段々畑のように並ぶ小山の中腹。
父の墓の周囲だけに雑草が生い茂っている。今年の夏の暑さでは家族の誰もが掃除に来られなかったのもそれはそれで解るけれど、このまま秋の彼岸まで放置しておくのも家族の長男からしてみれば心苦しいし、父に化けて出られても困る。ま、幽霊の存在証明うんぬんはこの際おいておいて、先祖の遺骨の埋葬場所を掃除し、手を合わせる時間こそが、真剣な自分の思いを再確認出来る時間だとすればそれはそれで墓も必要であるか、と、墓不要論者の自分も思ったりもする。


さて、時刻は朝6時半。とっくに昇ったであろう太陽が、未だ山陰にあるこの場所を照らし始める前に掃除を終わらさねば、とんでもなく暑い陽射しに攻められる羽目になる。台風の影響で昨日より多い雨雲が我々家族に加勢してくれると思いきや、湿った空気を存分に運んで来たせいで、早朝だというのに蒸し暑いだけでなく、今にも雨を降らせそうでそれはそれで心配である。
とにもかくにも腰の辺りまで生い茂った雑草も含め、根から引き抜ける物は軍手で掴み土から引き抜き、それ以外の物は鎌で切り、引き抜かれ切られした雑草たちを未購入の敷地にぶん投げる、その動作をひたすら繰り返す。
34年前にこの墓ができたばかりの頃、母が植えて、それだけは引き抜くなと長年言われ続けた水仙もお構い無しに雑草と共に引き抜く。自分の傍で草抜きをしている母もほら、文句すら言わない。この蒸し暑さの中では文句も言えないくらいに彼女も十分に老いた。
墓掃除とお参りを済ませ、亡き旦那の墓を背にそろりそろりと坂道を下る母の背中に、彼女のせいで居場所を奪われたカマキリが細やかな抵抗のポーズをみせる夏の終わり______。


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プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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