2013年4月アーカイブ

帰省の第一目的完了

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羽田空港行きのリムジンバスに間に合う時刻を逆算し、寝不足の体に鞭打って起きたつもりが、中年男の寝不足の体は余りにワガママで動きがのろく、おまけに今年の初めにメキシコから半ば密輸のような形で持ち帰った貴重なテキーラ数本を忍ばせたスーツケースが異様に重いというのもあって、結局家の前で拾ったタクシーで空港まで向かうという、なんとも無駄な出費で始まった高知帰省。

夜、そのクソ重いテキーラ全てを届けた先の店のカウンターの中で、そもそもそのテキーラたちの注文主であるにもかかわらず、メキシコからニューヨーク経由で東京、そして高知と運んで来たボクの一連の苦労話を「そりゃあ大変やったねぇ。」と、まるで他人事のように笑う同級生の、それでも貴重なテキーラたちを眺める嬉しそうなその眼差しを以って、去年の暮れから始まったテキーラ大作戦もひとまず完了を迎え肩の荷が下りたのもあって、寝不足の体をカウンターの縁と肘で支えながらグラスを傾ける午後11時_____________。

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そのワケは純情なれど

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「お父さん、貴方の博才の無さを受け継いだボクにどーか力を与えたまえ。
 墓掃除もまだ済ませてませんけれど、どーかどーかこのとーり。」

時を戻して昨日の夕方。
児童クラブから帰って来た甥っ子たちと遊びながら、今回の帰省の第二目的
である甥っ子・弟の小学校の入学式の日が、我が母親から聞いていた4日(よっか)
ではなく8日(ようか)だと彼らから知り愕然とする。
8日は東京に戻る日なのだよ。
さて、変更不可の航空券を捨てて新しいヤツを手に入れるにもまずは金が要る。
ただでさえ甥っ子・弟の入学祝いと、再来週にも甥っ子サードを産んでくれる弟のお嫁さんへの出産祝いで財布の中身が出払っているというのに。

今から4時間後、実家から道路を挟んで斜め向かい、
駐車場誘導員まで立たせて欲に目の眩んだ愚か者たちを笑顔で招き入れる
その場所で「負けられない戦い」に挑む事を父の仏前に誓う、
なんとも愚かしき夜明け前_____________________________。
先日の『絶対に負けられない闘い』に、先日だけならまだしも、
今日までの連日コテンパンに負け、新しい航空券を買い直す
どころの話ではない経済情勢に陥った愚息の方を1度も振り
返る事なく歩きながら、彼女は説教を続ける。

__いつになったら楽させてくれるがやろうかねぇ。
爽やかに吹く春の風に向かって言った彼女の独り言のようなその言葉が、
昔よりずいぶん小さくなった彼女の背中を見ながら歩く愚息の胸に
魚の小骨程度には確実に引っ掛かる4月某日___________。

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思い出をなぞりながら帰京-前編-

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甥っ子・弟の入学式についてゆく。
校門をくぐると大きなソテツの木が迎えてくれる、
そんな南国情緒だっぷりの我が母校である小学校。

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そう言えば小学生の頃、此処の花壇のサルビアの花びらの蜜をチューチュー吸い、また次の花びらをむしってはまたチューチュー。それを繰り返し、すべてのサルビアの花の蜜を吸ったその午後、母親が学校に呼び出されたっけ。
ま、もっとも店に出勤前の母親が小学校に呼び出されるのは日常茶飯事だったので、サルビア全滅事件ごときたいした話ではない。

入学式を終え、新入生は教室に、父兄はPTAなどからの説明会の為そのまま体育館に残り、ボクは新入生でも父兄でもないので、そのまま一人で甥っ子・弟の教室の前まで行き、彼らの集中力を削がないように気配を消して、廊下から教室内でのおチビちゃんたちの様子を窺う。ま、つい先日まで幼児だった彼らに集中力もくそもないだろうと思いきや、中には担任教師の話をジッとおとなしくして聞く子もいる。今日初めて会ったばかりの知らない人の話をよくもまぁそんなに真剣に聞けるもんだ、と関心するその傍らで我が甥っ子・弟は机の上に両手を乗せてピアノを弾くフリをしていて、ちっともオバちゃん、あっ違った、先生の話を聞いていない。

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説明会を終えた父兄たちが教室にやって来た頃、丁度自分も東京行きの飛行機の時間が迫っていた事もあり、校舎を後にした。
校舎の中庭の前で靴を履きながら、その懐かしい中庭の風景に大昔の記憶が蘇る。

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立ったままブランコを漕ぎ、どれだけ遠くまでジャンプ出来るかを友達と勝負した結果、背中から落ちてしまい、病院に行くのかと思いきや、背中の痛みも取れぬまま職員室でこっぴどく叱られた事。

他のクラスのガキ大将グループ数人に虐められていた自分の子分的存在の友人を助けるべく、一人でソイツらに立ち向かったあげく、あとから駆けつけた上級生に自分だけたしなめられ初めて他人の前で悔し泣きをした事。

大好きだったあの子に何故か意地悪ばかりしていた事。

いろいろな思い出が走馬燈のように駆け巡る中庭を後にして、正門前に呼んであったタクシーで一旦実家まで戻り、スーツケースなどをトランクに積み込み、大急ぎで空港まで向かった。
で、急いでくれた運転手さんのおかげもあり定刻の時間までには余裕で空港に着いたのは着いたのだけれども____。

_______後編へ続く。

思い出をなぞりながら帰京-後編-

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甥っ子たちに別れも告げず大急ぎで空港に向かった甲斐もあり、定刻よりも余裕で空港に到着。顔なじみの運転手さんにお礼を言い、空港建物内に入り、自動チェックインカウンターで手続きを始めると・・・。
あれ? 画面には自分の乗るばずの定刻午後4時10分発の表示ではなく、午後7時10分発となっている。係員のいるカウンターに行き、便の変更をお願いすると、その女性係員はパソコンのキーボードを手慣れた動作で打った後、

「お客様のご予約はパックになっておりましてご変更不可となっております。
 ご変更される場合、片道料金3万1千500円新たにお支払い頂くことになりま
 すが如何いたしましょう?」

なんつー事を満面の笑みを浮かべたまま、その言葉に詰まる事も無くサラリと言ってのける。そんな彼女の背後の掲示板には『空席有り』の表示が。
いやいや、そりゃパック商品だけどさ、他の旅行代理店ならまだしもJALパックっちゅー日本航空のグループ会社なのに、しかも空席があるのに乗せてくれんのか?
さすが、ボクのなけなしの株券を紙くずに変えた会社だけの事はある。ま、それは前原なにがしという国交大臣のせいでもあるけれども、そんな融通の利かない会社ではもう1度潰れるぞ。あっ、次回潰れる時はボクが今あるマイルポイントを使い切ってからにしてくれたまえ。

さて、これから最終便搭乗までの3時間余りの間、何をする?
一眼レフカメラ以外の荷物を空港のコインロッカーに入れた後、再び出口に向かい、そこからタクシーに乗り込み、運転手さんに事情を話し、
「何処か綺麗な風景写真の撮れるような所へ連れて行って下さい。」
と、お願いしたのだよ。
「やっぱり桂浜がえいがやない? 全部で7000円にしちゃるで。」
と言う運転手さんの言葉に、さすがに再び高知市内まで戻るのは、自分の勘違いとはいえ新しい航空券を買う為の博打で大負けした先日までの自分や、タクシーまで使って急いで空港に来た今日の自分がさらに可哀想な人に思えてくるので、『桂浜行き』は丁重にお断りをし、空港から北の山のその山頂に見える『龍河洞』の展望台まで上ればさぞかし眺めも良いだろうと思い、『龍河洞』を目指した。
昔は多くの観光客が訪れた『龍河洞』。日本屈指の天然鍾乳洞の洞窟へ向かうその道は、昔は必ず『龍河洞スカイライン』という、その洒落た名前とは裏腹に曲がりくねった登り道を行かねば山頂には辿り着けず、荒っぽい父親の運転のせいでその道中で吐いたという喉の奥が焼けるような苦い苦い思い出が其処にある。今ではトンネルが出来ているらしく、山頂に向かうどの車もそのトンネルルートを通るらしいが、幼き頃の自分の魂をその場所に救いに行くように、ここは敢えて『龍河洞スカイライン』で山頂を目指す事にしたのだよ。

がしかし、タクシーで山の中腹まで行った所で龍河洞スカイラインは既に閉鎖。仕方なしに山の中腹で太平洋向けてカメラを構えるも景色はイマイチ。半ばやけくそで、ボクを待ってくれている運転手さんにカメラを向ける。
「こんなハゲチャビンなオンチャン撮っても仕方ないろがえ?」
と、照れ笑いを浮かべながらボクの視界から逃げ回る運転手さんとその場所で、高知の目指すべき未来について語り合った後で再び乗車。龍河洞の展望台を諦めて次に向かう場所は、もうボクの心の中では決まっていたのだよ。

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再び車に乗り込み、運転手さんに行き先を告げる。
「土佐山田町にある"はらたいら"さんのお墓までお願いします。」
以前このブログのようなモノでも書いた生前の彼と初めての出逢いから、自分が上京して彼に世話になった頃の思い出を運転手さんに話しながら、その場所を目指すも、自分は"たいらさん"のお墓の場所までは知らず、彼の墓の所在地を知っている方に車中から電話をし、だいだいの場所を教えて貰った後、運転手さんに手渡された地図を睨みながら、また道中、郵便配達員や散歩をしている地元の方に尋ねながら、車同士がすれ違う事が不可能な、というか車1台でも脇を擦りそうなぐらいに狭いその道を辿り、なんとか"はらたいら"氏の墓に到着。

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「たいらさん、やっと来たで。っていうか、ボクの勘違いも含めて、
 すべては此処に来させる為のいつもの"たいらさん流"のイタズラやったがやろ?
 まんまと引っ掛かってしもーたで。そっちでみんなぁで楽しゅう呑みよりや。」

墓前に手を合わせるボクの背後で運転手さんも手を合わせながらつぶやく。
「今度の宝くじが当たるように、ワシもはらたいらさんにお願いしちょこ。」
もしもたいらさんが生きていたら、すかさずこう返すと思う。
『神様らぁつまらん仕事に誰か就くものか。』

はらたいら氏の墓を後にして、空港に戻る途中、空港まではまだまだ遠いその道中で、運転手さんがメーターを止めた。
「5050円になったき、もう止めるぜ。」
そう言って、普段客を乗せている時、つまり実車中は法律で通行が禁止されている"公道ではない"その物部川沿いの小道を
「今は空車中やき、プライベートやき通ってえいがよ。
 写真を撮りたい場所があったらいつでも言うてよ、停めるきに。」
と、笑いながら走ってくれた。
やっぱり高知は気候も人も暖かい。

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今日1日、記憶の片隅に眠っていた思い出をなぞり、そして新たな思い出を作ってくれたその運転手さんに、空港に到着後、僅かばかりのチップを渡しながらお礼の言葉を言ってタクシーから降車。空港内の建物に入る頃には、明らかに先ほどとは違う、前向きな気分で東京行きの最終便を待つ自分がいたのだよ。
だからまた渡す相手も決めずにお土産を買い過ぎた2013春・高知最終日___。

丸めた背中で

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新宿ゴールデン街からの帰り道。
街灯の下をくぐる度、コンビニの袋を下げた自分を
追い抜いてゆく影もまた1人。
今夜はやけに冷える_____________。

葉桜五・七・五・七・七

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"ひとひらの 花びらつけし此の肩を
 指でなぞりて キミを想わん__"
                  転ブ前ニ ツカ麻呂


桜の花もすっかり葉桜になり、
アナタが肩に乗せてくれたひとひらの花びらも
気がつけば何処かに消えてしまった。

などと妄想和歌を詠んでいるうちに、
お婆ぁの命日を2日も過ぎていたのだよ。すまぬ、お婆ぁ______。
昨夜遅く、友人Fが自宅にやって来たのですよ。
ボクはボクで昼夜逆転を直すべく、一昨日から起きっぱなしだった生活にやっとピリオドが打てる、そんな間際に友人Fの来訪ですよ。
そう言えば奴と会うのは3ヶ月半振りで、ボクもそんなに時間が経っていたとはつゆ知らず、まぁそれでもお互い「久しぶり。」とかの言葉もなく、奴は玄関のスリッパ立てに置いてある自分のマイスリッパをいつものように黙って取って履き、ボクはボクでそんな奴の姿を確認するわけでもなく、一人さっさとリビングの所定の自分の位置に戻り、奴がこれまた奴専用の席に腰かけるのを横目で確認するという、事情を知らない人がこれを読めば、果たして二人は仲が良いのか悪いのかお解りにならないと思いますけれど、仲が悪い奴の家にわざわざ夜中に来る人も、仲の悪い奴をわざわざ夜中に家に入れる人も世の中にそうそう居ない事を考えれば、まぁボクら二人は『仲は悪くない』のですよ。かといって、格段『仲良し』なわけでもないのですけれど。

で、「どうしてた?」などという言葉もお互いなく、今年の沖縄・伊平屋島の日程を話し合ったり、昨年から今年にかけて行った『ニューヨーク』と、その後に行った『マレーシア・パンコール島』の写真を奴に見せてあげたりしながら時間を過ごしたのですよ。すごく眠かったですけれど。
途中で、自分が持って来た飲み物が空になり、「何か飲み物無い? お茶"で"えいし。」という、ボクなんぞは今までの人生で彼女にも言った事のないような偉そうなその言動に腹を立てる事もなく、キッチンで慎ましやかに紅茶に入れるお湯を沸かしたりしたのですよ。すごくすごく眠かったですけれど。

で、写真も見終え、何をするわけでもなく何を話すわけでもなく、だったらもう帰ればいいじゃないかという言葉を奥歯で噛みつぶして、ゴルフのマスターズなんぞが流れるTVをただただ二人で眺めている最中に、奴がこれまた何も言わずに帰り支度をしてさっさと玄関に向かうわけですよ。そんな奴を見送る為にというか、玄関の鍵を閉めなきゃいかんのでボクも奴と一緒に玄関に向かい、閉まってゆくドアの隙間の奴の背中を見送った後、さっさと鍵を閉めて、再びリビングに戻り、洗い物などの後片付けをして、あとは寝室に向かうだけだったのに、とうとうリビングの所定の位置で力尽きたほどすごくすごくすごくすごーく眠かったわけですよ。

そう言えば、その友人Fは昨年のクリスマスからタバコを止めたそうです。
奴いはく、たまたま昨年のクリスマスの日に風邪をひいてタバコが美味しく感じなかったからなどとホザいておりますが、ボクからすれば「クリスマス」という言葉が少し気になります。まぁ、色恋沙汰とは無縁な奴の事ですので、ボクを始め、奴を知る誰もが喜びそうな情報をお持ちの方、速やかなご報告をお待ち申し上げております。この際、推測でもかまいませんし。ウシャシャシャシャ____。

深夜主婦

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突然、自分自身の加齢臭に気づく。
そのショックと哀しさったらありゃしないぜ。

真夜中にもかかわらず、
シーツやシャツを次から次へと洗濯し
すべてを干し終えた夜明け前_____。

寒の戻りですね

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なんだこの冷え冷え感は。寒すぎるぢゃないか。
コタツ、片付けなくて良かったよホント。
連日連夜コタツ布団に肩までスッポリとくるまり、
寝室にも行かずそのまま寝てしまう。
そんな自分を知る誰もが「体に良くない。」だとか
「風邪をひく。」だとか
「脱水症状おこして血液ドロドロで死ぬ。」だとか
中年なオッサンの体を心配して忠告してくれるけれど、
だってだってだって気持ち良いんだものコタツ。
コタツの中で死ねるなら本望ぢゃ。

ボクとコタツの関係は
牡丹灯籠のお露と新三郎なのですよ________。

神様に弄ばれる夜

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やたら制服警官たちと彼らに職務質問される人々が目につき、何か事件でもあったのかと思わせる今夜の新宿。
信号待ちをしているボクのところに、その警官たちより少しだけ先に彼女らは近づいてきた。幼さをその顔に残した3人組の彼女ら。携帯電話の画面に映る某ホテルの名前を指さし、「○○ホテルは何処か解りますか?」と、つたない英語でボクに尋ねてきたその発音で、彼女らが中国人である事はすぐに判った。
神様神様ぁ。よりによって思想もチンチンも"右より"なこのボクの前に、
この中国人少女たちを遣わせて何をお試しになるというのですか?

最初は新手の『中国人少女売春』かとも思ったのだけれど、こんな冷え込む夜に小さい体を震わせている少女たちの助けを無視するようでは『ひとたらし』の名が廃るので、本来なら「ここを真っ直ぐ行けば着くよ。」と言えば済むところを「ついておいで。」と、自宅とはまったく方角の違うその道を、少女達を先導してホテルまで。
道中、携帯電話の翻訳の画面をボクに見せる少女。
「新宿。危険な男の人たちがたくさんいます。」
んーそうね、ある意味ボクが安全だという確証もないけどねー、だって思想も
チンチンも右寄りなんだしー。などとシュールなジョークのひとつでも言えれば
良かったのだろうけれど、そんな英語力がこのボクにあるはずもなく、
そこは「そうね。」で済ませておいた。
神様神様ぁ、これで正解よね?

ボクたちの後ろを一人の制服警官が自転車で、ボクたちの歩行速度に併せて付いてくるが、逆に少女達のおかげで職務質問されずに済んだ。
しかし、本当に新手の『中国人少女売春』、もしくは新手の強盗であれば、
この後、どこからともなく怖い風体のオニィチャンたちが現れ、きっとボクは有り金全部を巻き上げられ、キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるまで何処かの暗い部屋で監禁され拷問され、そのオニィチャンたちの内、
誰か一人でもホモなら、明日はきっと薬屋にボラギノールを買いに行かなければならないだろうなぁ、でも現金もカードも奪われた身では何ひとつ買えないだろうし、まぁオロナインは家にあるからいいか、と思っている間にホテル前に到着。

別れ際、カタコトの「ありがとう。」を言いながらこちらに手を差し伸べてくる
少女一人一人と握手をした時、少女の一人がボクの手の冷たさに驚く。
仕方ないじゃん。冷え性な上に、怖いニィチャンがいつ現れてもいいように、
この寒空に片手だけは出しておいたんだもん。

少女たちと別れ、きびすを返すように今来た道を自宅へと帰る途中、
ホラね、ボク単体だとお巡りさんがウンコにとまる蠅のように簡単に寄ってくる。
「あのぉ、少々お時間よろしいでしょうか・・・。」
神様神様ぁ。善行を行った人間へのご褒美がこれだったら、ボクは迷わず
アナタに中指を立てますよ__________________。
TVの中の綺麗なお姉さんたちが伝える天気予報に
「じゃあなに? このコタツはもう要らないのかい? 絶対かい?」
と早朝から独り言を宣っている火曜日___________。

そこに在る日常

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加齢臭のする枕カバーやら衣類やらを洗濯機に放り込み、
上の階から順に掃除機をかけてゆく途中、実家の母から電話。
先々週生まれたばかりの甥っ子サードにはまだ名前が付いて
いないらしい事や、この4月から小学校に入学した甥っ子セカンドは
朝から上履きがみつからず親たちを巻き込みバタバタしていたらしい事、
また甥っ子ファーストはボクが実家に隠しておいた出産祝いの在り処を
しっかり把握していた事を嬉しそうに話す我が母親も、甲状腺癌を
患って以来、毎日欠かさず飲んでいる薬を飲み忘れる事もなく、
そこに在る日常が幸せだったりする雨の水曜日。

電話を切り掃除をし終えた後、祖母と新宿二丁目のマスターの遺影の
水を替え、両手を合わせる。
家族やアナタが今日もなるべく笑って過ごせますようにと____。

キミの姿だけがない部屋で

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(平井堅をイメージしてね)

キミがいつでも温めてくれた
キミに包まれポッカポカ
ボクらの事情も解らない
大きなお世話なその声を
気にも留めずに 今日まで二人

コタツ コタツ ボクだけの
コタツ コタツ キミを今
ひとつ ひとつを片付けて
行き場を無くした両足だけが
モゾモゾ キミを探す

そんな即興で作った歌を平井堅が歌ってくれるわけもないので
自分で歌いながら、愛するコタツに別れを告げた
世間はゴールデーンウィーク真っ只中_______________。

MTBlog50c2BetaInner

プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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