2007年1月アーカイブ

明けましたね

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赤坂・円通寺で除夜の鐘を突いた後、
みんなで靖国神社へ初詣に向かった。

参集殿内にある立派な応接室で
暖を取らせて頂いた後、『拝殿』の方に案内され、
そこで奉納の為の舞囃子を見学。

一般初詣客が賽銭を投げてお参りする所が、ここ拝殿。
自分達が座る建物のすぐ下に置かれた賽銭箱に
賽銭を投げ入れては、それぞれの願いをする初詣客。
その列は遙か後の方まで続いている。

去年までは、拝殿内に座っている今の自分達の
ような人を賽銭箱手前から見る度に、

いったいあの人達は何者なのだ?
 ひょっとして、秘密結社の人達か?
 それとも
ス、スパイか?

などと、無学ゆえの想像を最大限に膨らましていた自分にとって、
普段めったに見られない方向からの景色はこの上なく新鮮で、
舞囃子が始まる間、参拝客の人間観察をしていたのだよ。

「おっ。若いのに2礼2拍手1礼を知ってるね。感心感心。」

「参拝の時は帽子を取れ、帽子を!! 」

「チャラチャラしたアベック(すでに死語)やね。
 キミらの願いは神様叶えてやらな〜い。」

__________決して自分が他人様の願いを
どーこー出来る立場の人間では無いと解っていても、
今の自分と光太郎さんにとって、カップルの参拝客には、
ひがみ根性も手伝って自然と厳しくなる。
当のカップルからすれば、自分達が手を合わせているその方向で、
やさぐれたオッサン二人にそんな感想を
持たれているとは知るよしもなく、

「ところで光太郎さん。奉納の舞って何?」
「ん〜・・・。能みたいなモンやろ。」
「ほぉぉぉ。」
その程度の二人に好き勝手言われる事自体、
これまた迷惑な話に違いないのだけれど。

舞囃子を見学した後、拝殿のさらに奥に位置する
『本殿』に移動し、厳かな雰囲気の中で参拝をしたのだけれど、
何を願うわけでもなく、無心だった自分が不思議。
 
参拝後の夜店での買い食いもしっかり済ませ、
靖国神社を後にして、ひろさん宅へ。
みんなで音楽の話題を始め、様々な事を話したのだけれど、
その時間といい、今日の初詣といい、
ひろさんのおかげで本当に貴重な経験をさせてもらったのだよ。

朝方、五十嵐公太さんファミリーを見送った後、
自分達もそろそろお暇しようと思ったのだけれど、
そこからまた盛り上がってしまい、
結局最後は、ひろさん宅の屋上から、
一緒に初日の出まで拝ませて頂いた。

ひろさん、詠子さん、本当にありがとうございました!!

帰りは光太郎さんの運転する車で
自宅まで送って貰ったのだけれど、
靖国神社の袋、間違えて光太郎さんの方を
持って帰って来てしまった。
自分の袋には、密かに買った『縁結び』のお守り
入っているのだけれど、光太郎さんも必要なはずので、
いっその事あげてしまおうかとも思うのだよ。

 
最後に・・・・・・。
明けましておめでとうございます♪
今年も宜しくお願いします♪
ここまで読んでくれたアナタ
今年一年のご健康とさらなるご活躍をお祈りしています♪

初夢

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鼻から蟹肉が出た。
鼻から、赤く見事な蟹肉がプルリンと出た。
自分の初夢は、富士山でもなく、鷹でもなく、
茄子でもなく。______蟹肉なのだよ。

前日に少々味付けの濃かった数の子も、
だし汁を水で薄めてから一晩漬け直したおかげで、
今日はとても美味いのだけれど、
食べさせて自慢できる人も居ないのが、
ちょっとだけ淋しいお正月2日目。

退院おめでとう

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生活臭が染みつき過ぎてくたびれた
ダウンジャケットをクロークに預け、
スタッフが引いてくれた椅子に腰掛ける。
手渡されたメニュー横に書かれた値段に、
「この料理一品だけで、みんなでファミレスで
 腹一杯飲み食い出来るやんか。」などという
貧しい感想を喉元でこらえるのに必死になる。

新宿2丁目の友人のささやかな退院祝いに招待された、
新宿ヒルトンホテル内の某中華料理店での一コマなのだよ。

蟹肉入りのフカヒレスープを始め、
前菜からデザートまで、
料理はどれも美味しかったのだけれど、
自分の中のナンバー1は『ジャスミン茶』(アイス)。
『プーアル茶』も頼んでみたけれど、
あの『ジャスミン茶』の香りに勝るモノ無し。
と、ここまで書いて、もしもあの『ジャスミン茶』が、
市販のペットボトルの物だったらどうしよう。

食事を終え、友人の一人が宿泊している部屋に入り、
みんなで休憩したのだけれど、部屋の調度品も立派。
幾つか持って帰ってやろうかとも思ったのだけれど、
たとえ高級ソファを持って帰ったとしても、
我が家に置く場所も無いので止めた。

部屋から1階のバーに移動。
女性ボーカルとピアノ、ウッドベースの3人が奏でる
ジャズナンバーの数々は、
決して耳障りな域に達しないBGMで、客は銘々が
自分の会話を楽しみながら聴いているのだけれど、
ミュージシャンの悲しい性だろうか、
自分は聴き入ってしまうのだよ。
「あのボーカル上手いなぁ〜。」だとか
「そうか。そこはそういう持って行き方も
 アリやんね〜。」だとか
「あっ、ピアノの人。今一瞬困った(笑)。」だとか。
 
 

楽しい時間はあっという間に過ぎ、
ホテルの前でみんなと別れ、
満たされた腹を落ち着かせるには
丁度良いホテルから自宅までのその道を歩く。

__________いつもより少し大きな歩幅で。

大丈夫

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大切な人の幸せを願わない人はいない。
たとえ自分がどれだけ淋しかろうが、
それを切に願う事に一点の曇りもなく、
それが自分に出来なかった事なら
なおさらの事なのだよ。

そりゃあ、今の自分には彼女の一人も居ないし、
アナタが心配するのも当然のような暮らしを
しているけれど、大丈夫。
一人になってから、初めて解った事や
改めて再確認出来た事が、今の自分の支えに
なっているし、それに何といっても、
___________自分には『仲間』が居る。

「アナタの幸せを願うからこそ。」
あの日の言葉を自分の中で、
単なる『綺麗事』で終わらせない為にも____。
あの日以来、数知れず感じてきた孤独や不安が、
たとえこれから先ずっと続くとしても、
アナタの幸せを願う気持ちに変わりはない。

それと、余計なお世話なのだけれど、
未だに彼女が出来ないのは「たまたま」だ。
ソレはソレ、コレはコレ。
 
 
「彼からプロポーズを受けた。」という
元嫁との電話を切った後、深呼吸した肺に
夜の冷たい空気が染みこんできた。

世間は今日から仕事始め。

サボりの日

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とりとめてコレと言う事も無かったので、
日記をサボったのだよ。
こーゆー日もあったっていいじゃない。

雨上がりの夜に

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雨上がりの夜が好きだ。
少し湿り気を残した夜の冷たい空気が、
暖房でふやけた頭を覚醒させてくれる。

光太郎さんからの依頼で、光太郎さんの知人宅へ
真夜中のパソコン出張修理に行った帰り、
代々木公園を歩いて帰って来たのだけれど。

時刻は午前3時。
世間一般に言われる「幽霊」というモノに対しては
自分はあまり恐怖感は抱かない。
そんな半透明でユラユラ揺れるオッサンより、
むしろ、この寒空の下、広大な公園の敷地内のベンチで、
一人ポツンと座っている生身の人間の方が、
素性が解らない分、怖かったりするのだよ。
犯罪者かもしれないし、男好きなレイプ魔かもしれない。

いずれにしろ、死んでいる人間よりも
生きている人間の方が、お経や念仏を唱えても
簡単に成仏してくれない分、ややこしいのだよ。

 
 
とにかく、自分は雨上がりの夜が好きだ。

ライブに向けて

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すべては、ライブの日に向けて
自分自身のテンションを上げてゆく為。
その為には、一日でも早くストイックな
生活に切り替えなければならない事を考えるに、
パチンコ屋で常連のおばちゃん達に気軽に
話しかけられている場合ではないのだよ。

あみだくじ

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最初に自分自身が選んだ行動や言動で、
運命が決められているとしたら。
多かれ少なかれ、自分達はその時その時で
長短様々な『あみだくじ』を引かされている
気がしてならないのだよ。
人はそれを『チャンス』と呼んだり、
『試練』と呼んだり。

さて、今日はつのだ☆ひろ氏が主催する
ワイルドミュージックスクールの
スクールライブにお邪魔したのだよ。

思い通りに出来て喜ぶ生徒さんや、
演奏終了後凹む生徒さん、
出番を控えて緊張気味の生徒さん。
控え室前の風景は悲喜こもごもなのだけれど、
プロ志向であってもなくても、
『音を楽しむ』『音で楽しむ』事に変わりはなく、
その本質を今回聴く側であった自分に
再発見させてくれた。

ひとつだけ残念だった事は、☆ひろ氏専用のドラムに
間違ったフリをしてでも座る、ある意味『大物』が
存在しなかった事か。

こだわりと頑固

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たとえ周りの人達がきづかなくても、
やはり"こだわり"は大切なのだよ。
もちろん、それと"頑固"を
履き違えてしまわないように
注意する事も忘れずに。

16日の新宿ロフトライブに向けての
最終リハーサルも本日無事終了

頑張れ!マサアキくん!もとい、Mちゃん!

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S新聞のIさんと、中野新橋の「はま」で
食事を済ませた後、Iさんからの誘いに躊躇する自分。
結局、「是非会わせたいヤツがいる。」と
いう彼の強い誘いに負け、TAXIで新宿2丁目の
彼の馴染みの店へ向かった。

躊躇したのにはちゃんとした理由がある。
家を出る当初、Iさんも初対面ではないし、
「はま」なら自分の家族同然だし...等という甘えに、
本来ぐ〜たらな自分は、髭も剃らず、
家の近所のコンビニに行くような服に、
寝癖で暴れたままの髪を帽子で隠しただけの、
油断しまくりの風貌だったのだよ。
「クンクン....。だ、大丈夫。....たぶん。」
TAXIの車内で、隣りのIさんに気づかれないように、
自分の臭いを確認したくもなる。

そんな負い目も手伝って、彼の馴染みの店では
初対面のニューハーフMちゃんとAちゃんに対して、
自閉症な自分が顔を出し、申し訳ない事をした。

そんな中でも嬉しかった事は幾つかあり、
そのひとつは、10年来音楽から遠ざかって
いたMちゃんが、音の出せる部屋に引っ越してまで
再び音楽活動をするという事。
他人事ながら何故か嬉しい。
『頑張れ!』などという無責任な励ましよりも
「音楽をずっと愛し続けていく為に、
 自分のペースで無理しないようにね。」
という言葉を選んだ自分に、
「ここまで来たらとことん無理するわよ♪」と笑う
彼女の笑顔は逞しく、眩しかった。

 
午前1時過ぎ。店を出て、Iさんと別れる。
別れ際、車窓越しに見せてくれた彼の優しい笑顔。
「人の心の痛みは計り知れない。」
仕事柄、今まで数多くの事件に触れてきた彼の言葉が、
今日一日、甘えん坊モードだった自分の胸に
漬け物石のように乗っかった。

BGMが問題だ

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誰とも話さない日。
一人になってからは、そう珍しくもない。

最初の頃は、静かな室内で
自分だけ取り残されたような、
そんな孤独が苦痛で苦痛で仕方がなく、
藻掻けば藻掻くほど沈んでゆくと解っていながらも、
それから逃れる為に、無理に曲を書こうとしたり、
仲間の誰かに連絡をしようと、携帯電話のアドレスを
順々に見ては何度もため息をついたりもした。
 

で、今日は_______________。
トム・ウエィツをBGMに、部屋の掃除をしたのだけれど、
彼独特の混沌感に影響されてか、
灰皿の中の吸い殻はこぼすし、コップは割るしで散々。

で、BGMをhenssimoの
「・・・ナノニ ベスト?」に変更したのだよ。
掃除機の柄をマイクスタンド代わりに
「Oh ブラジャ〜〜♪」「ブンブンブ〜〜〜ン♪」..........。
そりゃ掃除は捗らないったらありゃしない。

歩く

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そこにあるべき風景が
再び戻ってくるのは嬉しい事。
入院の為、昨年12月いっぱい
閉店していた新宿2丁目の店で、
マスターの復帰祝いの輪の中に
入れさせてもらったその帰り、
まだ電車はギリギリ走っている時刻
だったのだけれど、徒歩で自宅まで。

いつもより少しだけ多い星空の下、
客待ちのTAXIが並ぶその脇を、
自分の歩調を確かめながら歩く。
右、左、右、左・・・。
その度に、ポケットの中では
自分の帰りを待つ人も居ない部屋の鍵が
カチャカチャと寂しい音をたてるけれど。

____大丈夫。まだちゃんと歩けるし。
こんなふうに今まで歩いてきたのだから。

衣装探しat高円寺

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「ライブの衣装はどうするんですか?」
「忘れてた。年も明けたし、
 そろそろ新しいのでも買うか。」
という事で、Fくんの待つ高円寺まで
電車で向かったのだけれど、
土曜日って快速止まらないのね、この駅。
少しの間考え事をしていたら、
三鷹まで行ってしまったのだよ。
こりゃ、うかつに悩み事とかしようものなら、
きっと高尾山まで連れて行かれてたな。
などと反省しながら、上りの電車に乗り換えた。

高円寺駅の南側は、古着屋も含めて
小店舗の洋服屋がたくさんある、
というFくんの説明を受けながら、
二人であらゆる店の軒先をくぐり続ける。
自分の場合、レディースサイズでも問題無いので、
レディース専門店でもお構いなしに入ってゆき、
試着を促すオッサンと言われるがまま試着をするオッサン。
明らかに訝しい表情の女性店員。

今まで、一人で服を買いに行く場合は、
だいたい1,2軒で決着をつけていたし、
彼女と二人で『彼女の為のショッピング』に
付き合っていた頃でも、恥ずかしさのあまり、
せいぜい店先で店内の様子をうかがう事しか
出来なかった自分にとって、

「これって端から見れば、
 仲の良いホモカップル?」
と、多少危惧するのも、
それはそれで仕方がない話でしょ?

なしくずし

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夕方。ティッシュと芳香剤を薬局にて購入。
以前、この日記にも書いたように、
「新居に引っ越すまでは
 残りのトイレットペーパーで過ごす。」
という無駄なこだわりも、
結局は人間の生理に抗う事も出来ず、
大慌てで薬局へ走った事も含めて、
人間こんなふうにグダグダと
『なしくずし』になってしまうのだね。

________悲しいぜ、まったく。


「せめて芳香剤だけは。」と、再び
『いかがわしいお店』の香りにしてみたけれど、
いい加減一人に慣れてしまったせいだろうか。
以前のようにソワソワもしないのだよ。

少しずつ夢から覚めてゆくようで、
サザエさん観てるどころじゃないね、こりゃ。

天然パーマ

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「ちゃんとセットすんのよ。天パーだし。」
「放っておくとクルンクルンなっちゃうよ。
 天パーなんだから。」

天パー天パーって、
そんなに天然パーマを虐めるな。
そりゃ、天然パーマとゆーだけで、
どことなくスケベィなヤツに見えたりもするけれど。
直毛サラサラが全員爽やかなわけではないぞ、コラ。

全国の天然パーマ男性諸君!!
キミも「天パー連合」に入らないか!?
嫌か?自分も嫌だ。

表参道にあるヘアメークの知人の
アトリエを出て、原宿駅まで歩く道すがら、
ショーウィンドウに映し出される
自分の姿を何度確認してみたところで、
直毛になっているはずもなく______。

諦めが悪いのも天然パーマゆえか?

いろいろと

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悔しくて眠れないのだよ。

投げ捨てられた衣装と共に、
リビングの床に横たわる午前4時。

コーヒーの香り

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東京地方、久しぶりの雨。
昼前。
昨夜から自分の首もと辺りにまとわりつく
言葉に出来ない苛立ちに甘えながら、
そのままベッドに潜り込んでおく事も
出来たのだけれど、それではただの甘えん坊。
昨日のライブで出逢った笑顔を支えに、
ベッドから起きあがった。

ブラジルにしようかエルサルバドル産の
フレンチローストにしようか、
10秒ほど迷ってから後者を
コーヒーメーカーにセット。
いつからかキリマンジャヤロ等の
酸味の強いコーヒーより、
比較的苦みの強いモノを
好んで飲むようになった。

「音楽にフラれる時だって
 今までたくさんあったでしょ。
 それにもう、好き嫌いだけで
 やってるわけでもないでしょ。
 だったら、出来る事からやりなさい。」

___コーヒーの香りはいつだって優しい。

焼き過ぎなハラミ

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焼き肉屋で食事をする男女は、
既に深い仲だとか、よく言うけれど、
自分の隣りの人とは、幸か不幸か、
そーゆー関係ではないのだよ。

もぅかれこれ15年来の付き合いになる彼女。
昨年、偶然にも自分家の近所に事務所を
かまえた事がきっかけで、
部屋で一人やさぐれている自分を
たまに食事に誘い出してくれる。

よく言えば、天の岩戸に引き籠もった
アマテラスを外に誘い出す『アメノウズメ』。
しかし彼女は『アメノウズメ』のような
裸踊りももちろんしないし、
こちらはこちらで誘い出された代償として、
食事中ずっと彼女の仕事やプライベートの
グチを聞かされるのだよ。
まぁ、ポジティブな性格ゆえか、そのグチも
おもしろ可笑しく話してくれるおかげで、
聞く側のこちらも苦にはならないのだけれど。


しかしなんだね。
自分にとっての本当のアメノウズメは
いったい何処に居るんだろうね_______。

「ナニいい歳こいて妄想語ってんの?
 それよりコレもぅ焼けてるわよ。早く食べなさいよ。」
彼女の肘鉄ひとつで一気に現実に
引き戻された後につまむ、
焼き過ぎたハラミの味が少しだけ苦いのは、
なにも『焦げ』だけのせいではないのだよ。

忘却の果て

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ある日こんな夢を見たのだよ。

気がつけば自分は宇宙船の窓から、
少しずつ小さくなってゆく地球を眺めながら、
これから始まる長い宇宙旅行への期待に
胸踊らせていたのだけれど。

次の瞬間、ふと思ったのだよ。
「あっ、自分はまだ地球に住む知り合いの
 誰一人にも、自分がこれから宇宙旅行に
 出かける事を知らせていなかった。」と。

その後に、言いようもない淋しさと悔しさが溢れ、
地球が映るその窓をドンドン叩いて泣いたのだよ。
この宇宙旅行が「二度と地球には戻れない旅」だと、
最初から知っていたから。

「サヨナラ」も満足に出来ないままの永遠の別れと、
他人から自分自身の存在自体を忘れ去られるという事が、
こんなにも淋しい事だったとは_________。
目覚めてから、不覚にも濡らしてしまった頬を
枕にゴシゴシこすりつけながら、そう思った。

誰かを思い出すという事。
それは記憶を持ち得る者が出来る
最低限の「つながり」なのかもしれない。
生きている人にとっても
亡くなった人にとっても。

だから自分は、たとえ毎日でなくても、
ちょっとした時に、少しだけ思い出すのだよ。
あの人の事やこの人の事。

そしてアナタの事を_____________。

おせっかいな夜明け前

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相手に良かれと思って言った事でも、
その相手がすぐに出来なかったり、
理由あって自分と違う考えを持って
いる事だって多々あるもので。
だからといって、自分の考えを押しつけたり、
逆に相手の事を諦めてしまったりするのは、
いかがなものだろう。相手を信じて
『待ってあげる』事も大切ではないのかな?
もちろん自分のように相手に裏切られる事も
あるのだけれど。

そこで出てくるのが『理解』と『納得』。
この両者は全く別のものであり、
自分が『納得』出来ないからといって、
相手の考えを『理解』しないのは
我を張った子供でしかないのだよ。
大人だったら、好き嫌いはひとまず置いておいて、
まず『理解』すべき。
と、格好の良いコトを言ったところで、
自分と考えの違う相手のすべてを『理解』出来るほど、
ヒトは完璧には出来ておらず、
むしろ果てしなく不完全に近いので、
いろんな感情が『理解』の扉までの道のりを
霧のように隠してしまったりするのだけれど。

だったら話し合え。
その為の時間は永遠ではないけれど、たくさんあるはず。
相手の事が好きだったら、たくさん話し合えばいいのだよ。
互いの間に戻れない距離が出来てしまう前に。

 
____泣き腫らした目のHちゃんと、
いつになく苛立ち気味のFくんを前に、
偉そうな事をこれまた偉そうな態度で言う
おせっかいな午前五時。
自分自身への『反省文』のように聞こえてしまうのが
ちょっぴり苦々しくもあったりなかったり。

ま、たかだか音楽。
仲の良い二人の仲が悪くなるくらい
マジメになんかやっちゃダメだって。
そんなの本来の「音楽」じゃないから。

雨が降る部屋

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雨。
締め切ったカーテンの外から時折聞こえる
車のタイヤの水切り音をBGMに、
「しばてん魂レヴュー02」の
フライヤー制作に追われる。
主催者のU氏から送られて来た資料をもとに、
各アーティストの写真の加工やら、
文字の配置やらするのだけれど、まー早い話面倒臭い。
でも、これだけは他人に任せたくはないので、
だったら自分でやるしかないのだよ。

「あ〜、年賀状の返事もまだ書けてないなぁ。」だとか
「あ〜、冨士とインストアライブの為の
 リハ調整せないかんなぁ〜。」だとか
「あ〜、光太郎さん今頃ロスでどんなかなぁ。」だとか
「あ〜、あのジャケットのボタン付けないかんなぁ。」だとか
「あ〜、新曲らしい新曲書けてないよなぁ。」だとか
「あ〜、肉喰いたいなぁ。」だとか
「あ〜、Hしたいなぁ。」だとか
「あ〜、旅に出たいなぁ。」だとか
部屋の中でもたくさんのため息の雨を
自分とパソコンの間に降らせながらも、
肝心のフライヤーは完成に近づいてゆくのだよ。

窓の外の雨は月曜の朝にはあがるらしいのだけれど、
もうひとつの雨はいったいいつになれば止むのだろう。

星空

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正確には、火曜日の午前4時過ぎ。
表の自動販売機に飲み物を買いに行く。
冷たい空気を胸一杯に吸い込んでみても、
タバコでくすんだ肺が綺麗になるわけ
でもないけれど、それはそれで気持ちは良いので
やっぱり胸一杯吸い込みながら、空を見上げた。
_________やっぱ星少ねぇ。
もう20年以上も見慣れてしまったこの街の空に、
今さらそんな感想を抱くのも変な話ではあるけれど。

自分がここ14年間、毎夏行く沖縄の離島・伊平屋島。
その島で見る夜空一杯の星空は、
これこそ『満天の星空』と呼ぶにふさわしく、
天の川さえかすんで見つけづらいほどで、
初めての時は、おもわず「おぉ....」と
言葉を漏らしたのだけれど、その後の言葉が出てこない
くらいの感動を受けたのだよ。
しかし14年間毎年通い続けている今となっては、
流れ星をひとつ見つけては「1億円」の願い事をし、
ものの数分で「10億円ゲット!!」などと、
さもしい心をさらけ出して見上げる時もあるのだけれど。

何回目の時だったか、東京から連れて来た仲間を、
島に住む友人の男の子と一緒に、星空が一番綺麗に
見える砂浜まで案内した時の話。
「ワーッ!!」やら「すごいーっ!!」やら、
驚嘆混じりで夜空を見上げる東京組を尻目に、
自分の隣りでタバコをふかしながら、
「なんで、こんなので喜ぶんだろうね。
 普段一人ぼっちで見たらサ、
 この星空が綺麗で.....、綺麗すぎて、
 どうしようもなく淋しかったりするんだけどねぇ。」
と、地面の砂をほじっていた島の友人の言葉が印象的だった。

そうだね。星の数ではないのかもしれないね。
今年も伊平屋島に行くつもりだけれど、
今年はあの満天の星空が、自分にはどう映るのだろう。
不安と期待で夏を待つ。_____まだ春も来ていないのに。

精米

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そりゃいろいろと気分が滅入る時だってあるけれど、
それでも腹は減るので、キッチンの戸棚から
精米器をゴソゴソと取り出して、
その中に玄米をぶちこみ、ガガガガガガ_____。

狭いリビングに響き渡る精米器の騒音が、
気分を紛らわせてくれる事だってあるのだよ。

来月1日に予定しているデュークショップ高知での
「店頭ライブ」は、自分と冨士の二人だけの
アコースティックライブ。
それ用のリハーサルがまだだったので、
henssimoリハを終え、身も心もフニャフニャな午前2時過ぎ、
時差呆けでやっぱりフニャフニャな光太郎さんに送ってもらい、
冨士の自宅兼スタジオに場所を移す。

公衆の面前で冨士と二人きりで、
しかもアコースティックギター2本のみで演るのは、
henssimoを結成してからは無かったため、
二人とも不安で胸一杯の中、ソロリソロリとリハーサル開始。

______「オマエそう弾く? ぢゃオレこう弾く。」
寒〜いスタジオで明け方まで暗中模索した甲斐あってか、
意外と良い感じなのだよ。ウシシシッ♪
ま、二人とも徹夜明けゆえ、脳ミソがふやけて、
冷静な判断が出来ていないのかもしれないけれど。

結果、店頭ライブ当日に演る曲は
アルバム「・・・ナノニベスト?」からは2曲のみで、
あとはアルバム未収録の曲なのだ。ワッハッハッ♪
アルバム売る目的の店頭ライブなのに。ワッハッハッ♪
だってしょうがないじゃない。
「・・・ナノニベスト?」に入っている曲は、
やっぱり4人じゃなきゃ成立しないのだもの。

帰りは電車で帰って来たのだけれど、
向かいの席で無防備に足を広げる
破廉恥な女子高生のせいで、
目のやり場に困ったあげく、
寝たフリをしたら本当にそのまま寝てしまい、
2駅乗り過ごしたのだよ。

優しい人は一日にして成らず

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「優しいのね....。なんか、ちょっと
 ココロが温かくなったわ...。」と、
隣の席で、涙を流しながらそう言ってくれる人よ。
せめてアナタが女性なら、この先の展開も
少しは変わっていたかもしれないのだけれど__。

新宿2丁目でのお話。
その店には、それぞれの荷物を
背負った人がやって来ては、帰って行く。

静かな時間

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東京地方、雨。
日付が変わった午前0時過ぎ、
「しばてん魂レヴュー02」の版下DATAを
ネットで印刷業者に入稿。

しばしの間、パソコンの前から離れ、
リビングの床で腕立て伏せを始めたのだけれど、
そんなに長い時間出来るほど若くもなく、
すぐに仰向けになり、傍にあったゴムボールを
天井めがけて投げてみる。
遠ざかってはすぐに近づいてくる緑色のボールを
受け止めては投げ、受け止めては投げ____。

受け損ねて、手元から離れ転がってゆくボールを
そのままの体勢で見送った後、
輝度の下がった蛍光灯をボンヤリみつめる。

いろいろと想うコトはあるのだけれど、
その前にしなきゃならんコトもたくさんあるのだね。

例えば、そろそろ蛍光灯を取り替えなきゃいかんように。

ひとつひとつやりませう

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高知ライブを来週に控え、
そろそろ必要な機材や荷物を高知に
送らなきゃいかんのだよ。

未だ出来ていないインストアライブ用の
宣伝用ポスターの制作と、高知に送る予定の
販売用CD並びに、ライブの衣装やギター等々____。
これだけでも準備する気力を削ぐには十分過ぎるのに、
ライブ翌々日に高知で予定されている
故はらたいら氏の追悼式典にも出席する為の
喪服や数珠、それに高知での着替えの服や下着も
当然必要になってくる。

う〜ん、どれ着て行こか?

パンツはトランクスかボクサータイプか?

なんか良いコトが起こった時の為に、
防寒用タイツは履くべきではないか?

なんて迷っている時間もないのは解っているのだけれど、
クローゼットの前で、デート前の女子のように迷ってしまう。
パンツにせよ、シャツにせよ、
どれも似たり寄ったりの物ばかりなのに。

で、そんなコトをしている最中にも、
インストアライブのMCはどーしよーだとか、
あ、そーだライブのS.Eも作らなきゃだとか、
脳みそが別のコトを考え初めてしまうのだよ。

結果、泥棒に入られた部屋のように、
しっちゃかめっちゃかになったクローゼット前の
その光景に、ベッドに腰掛け深いため息をつく土曜日。

未熟者の抜け殻

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「午前中は晴れますが、午後になると次第に雲が・・・。」

TVの気象予報士の言葉に促され、
朝っぱらから洗濯をし、それらをベランダに干した後、
インストアライブの練習をポロリンポロリン始める。

自分の曲なのに、ところどころ間違ったりするのは、
未だ何一つ出来ていない荷物の用意やら
宅配便の手配やらで、頭の中がゴチャゴチャして
いるせいなのだよ。


夜。FくんとHちゃんのライブを観に行く。

___オマエだって、未だ何者でもないだろ。
ライブ終了後、少し上からモノを言う自分自身を
戒めながら帰宅の途につく。
自宅マンションの建物前で、ベランダに垂れ下がる
自分の抜け殻たちを見上げた、そんな夜。

例え話

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FくんとHちゃんと3人で夕食を済ませ、
帰宅してパソコンを起動したのだけれど、
待てど暮らせどデスクトップ画面が現れないのだよ。
まーこんなコトは初めてではなく、
「チッ、またか。このバカちんが。」と、
外付けのハードディスクから再起動し、
さっさと原因の解明に取りかかったのだけれど。

う〜ん今回はややこしいぞ。
何度確かめても、ソフトウェアには問題はなく、
どうやら物理的な問題らしい。

「オンナは子供を産む機械」発言で、
現在も物議を醸し中の厚労省某大臣の言葉を借りると、
ソフトウェアが精神や情報とすれば、
対するハードウェアは身体のようなもので、
よくコンピューターの処理速度などで用いられる
「CPU」が心臓だとすれば、
様々な情報を記憶する「ハードディスク」は、
とりわけ脳みそといった感じか。

今回はとうとうその『脳みそ』がイッちゃったらしい。
とはいえ、まったく動けないわけではなく、
「アウアウ....。」程度のモノは言えるのだけれど、
こちらからのひとつの命令に対して、
「へい、解りやした。」と、
反応が返ってくるまでに半時間は要するのだよ。
これでは何も出来ない。

最近出てきたニューモデルに比べれば、
そりゃあ瞬発力に劣るけれど、
まだまだ働き盛りの40歳代。
激しい縦運動をひたすら繰り返す若者のような
果てしないスタミナは期待できないにしろ、
1度のセックスで何度もイカせる技を持つ彼の
『脳みそ』の交換をしてやろうと思う。

例え話(つづき)

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昨夜、壊れたパソコンに取り残されたDATAを
少しでも救い出してやろうと、夜を徹しての作業は
続いたのけれど、うまくいかないまま朝を迎えたのだよ。
 途中、高知へ送る荷物を箱詰めし、
宅配便の手配を済ませ、再びDATA復旧作業に取りかかる。

___まずはDATA復旧に関する情報が必要。
と、さらに古〜いパソコンを起動させる。
推定年齢90歳。

目当てのサイトを表示するだけなのに、
「こ、こ、これですかぃのぉ...?」と、
プルプルと小刻みに震える手で、
ゆ〜っくり差し出してくる彼。
気まぐれにHな動画など見ようものなら、
心臓発作を起こし、時折動かなくなってしまう。

そんな彼でも、壊れたメイン・パソコンに比べりゃ
動くだけまし。
というわけで、永い眠りから覚めて、
ゆ〜っくりと布団から起きた『おジィ』。
久々に活躍出来る嬉しさからだろうか、
起動してすぐに、ニコニコした顔のまんまで、
固まってしまったのだよ。
___おひおひ。頼むぞ、おじぃ。

 

********************************
パソコンのトラブルに振り回され、
気づけば昨日から何も食べていないのだよ。
現在日付変わって31日の午前3時。
さすがに空腹で目眩がする。
何はともあれ明日から高知。
しばらく日記もお休みなのだよ。

後悔への分岐点

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結局、パソコン修理がうまくいかず、
徹夜は3日目突入。うまくいかない原因は、
解明出来ていないにせよ、なんとなく、
「あの時に余計なコトをせずに、おとなしく
 DATAを救出しておけば良かった。」という、
後ろめたさを感じられずにはいられない朝。

自分の能力を過信したり、余計な意地を張ったりして、
せっかくギリギリ救いようのあるトコロにあったモノを
自ら取り返しのつかないトコロまで持ってゆくのは、
自分の悪い癖。仕事にせよ、恋愛にせよ、後になって
「あの時に.....。」と、後悔への分岐点を振り返らない
生き方を心掛けたいものだね。

と、ボ〜〜〜とした頭で反省しながら、
古い方のパソコン(別名:おジィ)で
コレを書いているのだよ。

外はポカポカ陽気。
さて、シャワーを浴びたら高知に向けて出発だ。

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プロフィール

冨岡ツカサ
職業:旅人
もといミュージシャン
マレー語,小型ボート操船

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